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特殊詐欺が多い県・少ない県は?人口10万人当たりの認知件数と被害額、47都道府県データ【2026年】

特殊詐欺が多い県・少ない県は?人口10万人当たりの認知件数と被害額、47都道府県データ
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特殊詐欺の多さを都道府県で比べるときは、件数そのものより人口10万人当たりの件数で並べるのが近道です。タイルマップにすると、件数の多い大都市とは別の顔ぶれが濃い色で浮かびます。

特殊詐欺の人口10万人当たり認知件数が全国で最も多いのは香川県の41.8件で、最も少ない群馬県の8.1件と比べると約5.2倍の開きがあります。件数そのものの最多は東京都の4,350件ですが、人口当たりに直すと30.6件で全国5位です。全国では令和7年(2025年)の1年間に27,832件が認知され、平均すると約19分に1件のペースで特殊詐欺が警察に把握されています。

本記事では、警察庁が公表している令和7年の都道府県別の認知件数・被害額(47都道府県の合計は警察庁の確定値と一致)を、総務省統計局「令和7年国勢調査」の確定人口で割り、47都道府県を人口10万人当たりで並べました。1人当たりの被害額や手口の内訳、SNS型投資・ロマンス詐欺を含めた場合の順位も、図解で順に見ていきます。

EVIDENCE / 可視化pediaの結論

特殊詐欺が多い県・少ない県はどこ?

人口10万人当たりの認知件数は香川県が41.8件で最多、最少の群馬県(8.1件)の約5.2倍です。件数最多の東京都は率では5位です。

香川県の特殊詐欺 認知件数(人口10万人当たり・全国1位) 41.8件 令和7年・SNS型投資・ロマンス詐欺を除く。379件 ÷ 906,828人 × 10万
全国平均 22.6件 認知件数 27,832件(全国)
最も少ない 群馬県 8.1件 151件/1,865,934人。栃木県も8.1件で僅差
件数最多 東京都 4,350件 人口当たりでは30.6件・全国5位

SOURCE

警察庁「令和7年中の情勢」(SOS47)・「令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(確定値)」/総務省統計局「令和7年国勢調査」(確定値)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

楓の整理
この記事の要点

◆ 人口10万人当たりの認知件数は香川県が41.8件で最多、群馬県が8.1件で最少です(約5.2倍)。
◆ 件数最多の東京都(4,350件)は、人口当たりでは30.6件で全国5位。件数と率で上位の顔ぶれが入れ替わります。
◆ 1人当たり被害額は東京都が1,978円で最多。SNS型投資・ロマンス詐欺を含めると香川県が79.6件で最多、北海道が12.6件で最少です。

出典:警察庁「令和7年中の情勢」(SOS47)・「令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(確定値)」/総務省統計局「令和7年国勢調査」(確定値)。人口当たりの値は編集部が独自に算出しました。

本記事は楓が調査・編集しています。掲載情報は執筆時点のものです。数値・制度・サービス内容は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

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特殊詐欺が多い県・少ない県|人口10万人当たりで見る47都道府県

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47都道府県の差は、件数の表よりタイルマップで見ると地域のまとまりが分かります。色が濃いほど人口当たりの認知件数が多い配色です。まず全体を眺めてみましょう。

特殊詐欺の認知件数(人口10万人当たり)|令和7年 最も多い:香川 41.8 最も少ない:群馬 8.1 全国 22.6(SNS型投資・ロマンス詐欺を除く) 📖 凡例 / HOW TO READ タイル色=人口10万人当たり認知件数(5階調) ← 認知件数が多い 認知件数が少ない → 28.0 以上 (最も多い) 20.0 〜 28.0 未満 16.0 〜 20.0 未満 12.0 〜 16.0 未満 12.0 未満 (最も少ない) データ出所 公式 =警察庁 SOS47(令和7年)の認知件数 独自 =国勢調査の確定人口で編集部が率を算出 北海道 8.9 青森 13.6 秋田 11.2 岩手 13.7 山形 10.9 宮城 18.2 福島 11.9 沖縄 17.2 石川 22.3 富山 13.7 新潟 14.3 福井 11.3 岐阜 23.3 長野 14.1 山梨 10.5 愛知 26.4 静岡 13.0 群馬 8.1 栃木 8.1 埼玉 24.7 茨城 12.1 東京 30.6 神奈川 27.0 千葉 19.3 滋賀 30.2 京都 11.7 兵庫 37.0 大阪 37.9 奈良 25.5 三重 28.9 和歌山 22.0 鳥取 26.4 島根 19.4 岡山 19.1 広島 17.4 山口 12.8 香川 41.8 愛媛 13.3 徳島 15.3 高知 17.4 福岡 24.4 長崎 22.1 佐賀 33.2 大分 16.4 熊本 13.1 宮崎 9.6 鹿児島 20.5 ▲ 人口当たりで多い8都府県 1. 香川 独自 41.8 2. 大阪 独自 37.9 3. 兵庫 独自 37.0 4. 佐賀 独自 33.2 5. 東京 独自 30.6 6. 滋賀 独自 30.2 7. 三重 独自 28.9 8. 神奈川 独自 27.0 ▼ 人口当たりで少ない8道県 1. 群馬 独自 8.1 2. 栃木 独自 8.1 3. 北海道 独自 8.9 4. 宮崎 独自 9.6 5. 山梨 独自 10.5 6. 山形 独自 10.9 7. 秋田 独自 11.2 8. 福井 独自 11.3 出典:警察庁「令和7年中の情勢」(SOS47・地域別認知状況)/総務省統計局「令和7年国勢調査」(確定値) ※ 値=特殊詐欺の認知件数(SNS型投資・ロマンス詐欺を除く)÷ 2025年10月1日現在の人口 × 10万。小数第1位で四捨五入。 ※ 群馬8.09と栃木8.10、鳥取26.38と愛知26.36は表示上同じ値のため、順位は小数第2位以下の厳密値で付けています。
出典:警察庁「令和7年中の情勢」(SOS47・地域別認知状況)/総務省統計局「令和7年国勢調査 人口等基本集計」(確定値)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

令和7年の特殊詐欺の認知件数を人口10万人当たりで見ると、最も多いのは香川県の41.8件で、大阪府37.9件、兵庫県37.0件、佐賀県33.2件、東京都30.6件と続きます。28件以上の7都府県のうち、大阪・兵庫・滋賀・三重の4府県が近畿・東海に集まっています。近畿でも京都府は11.7件で39位と、下位の側にあります。

最も少ないのは群馬県の8.1件で、栃木県8.1件、北海道8.9件、宮崎県9.6件、山梨県10.5件の順です。群馬県と栃木県は表示上の値が同じですが、小数第2位まで見ると群馬県8.09件、栃木県8.10件の僅差です。全国平均は22.6件でした。

なお、認知件数は警察が被害の届出などで把握した件数で、実際に起きた被害のすべてではありません。特殊詐欺を含む刑法犯全体を人口当たりで比べた順位は、都道府県別の犯罪率ランキングで確認できます。

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件数が多い県と、人口当たりで多い県は違う|東京は5位・香川は1位

楓
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件数は人口の多い都道府県ほど大きくなりやすい指標です。件数の順位と人口当たりの順位を線で結ぶと、どこで入れ替わるかが見えてきます。

件数の順位と人口当たりの順位|14都府県の入れ替わり 件数上位10と人口10万人当たり上位10の和集合。左=認知件数の全国順位、右=人口10万人当たりの全国順位 認知件数で見ると 人口10万人当たりで見ると 1位 東京 4,350件 2位 大阪 3,317件 3位 神奈川 2,483件 4位 兵庫 1,967件 5位 愛知 1,963件 6位 埼玉 1,797件 7位 福岡 1,239件 8位 千葉 1,206件 9位 三重 489件 10位 広島 468件 14位 滋賀 421件 16位 香川 379件 25位 佐賀 259件 38位 鳥取 138件 1位 香川 41.8件 2位 大阪 37.9件 3位 兵庫 37.0件 4位 佐賀 33.2件 5位 東京 30.6件 6位 滋賀 30.2件 7位 三重 28.9件 8位 神奈川 27.0件 9位 鳥取 26.4件 10位 愛知 26.4件 12位 埼玉 24.7件 13位 福岡 24.4件 20位 千葉 19.3件 23位 広島 17.4件 件数最多でも5位 出典:警察庁「令和7年中の情勢」(SOS47)/総務省統計局「令和7年国勢調査」(確定値) ※ 認知件数は SNS型投資・ロマンス詐欺を除く。順位は47都道府県中の順位(多い順)。香川は件数16位、人口当たり1位。
出典:警察庁「令和7年中の情勢」(SOS47・地域別認知状況)/総務省統計局「令和7年国勢調査 人口等基本集計」(確定値)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

認知件数の上位は東京都4,350件、大阪府3,317件、神奈川県2,483件、兵庫県1,967件、愛知県1,963件と、人口の多い都府県が並びます。ところが人口10万人当たりで並べ直すと、件数16位の香川県(379件)が1位に、件数25位の佐賀県(259件)が4位に上がります。件数が最も多い東京都は、人口当たりでは30.6件で全国5位です。

件数38位の鳥取県(138件)も、人口当たりでは26.4件で9位に入ります。反対に、件数8位の千葉県は人口当たり19.3件で20位、件数10位の広島県は17.4件で23位です。人口の多さと人口当たりの件数は、必ずしも同じ順に並びません。手口ごとの件数にも目を向けると、警察官を名乗るニセ警察詐欺の件数と被害額を全国のデータで整理した記事もあります。

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被害額で見ると東京・奈良・兵庫が上位|1人当たりと1件当たり

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被害額は件数とは別の物差しです。住民1人当たりの被害額を横棒で並べ、全国の水準に点線を引くと、件数の率とは違う顔ぶれが見えてきます。

住民1人当たりの特殊詐欺被害額|上位10と下位5 被害総額(SNS型投資・ロマンス詐欺を除く)÷ 人口。点線は全国(1人当たり1,157円) 全国 1,157円 1位 東京 1,978円 2位 奈良 1,845円 3位 兵庫 1,615円 4位 大阪 1,550円 5位 佐賀 1,544円 6位 神奈川 1,475円 7位 香川 1,447円 8位 富山 1,330円 9位 和歌山 1,294円 10位 愛知 1,250円 43位 山口 513円 44位 愛媛 478円 45位 宮崎 417円 46位 沖縄 408円 47位 群馬 295円 ⋮ 出典:警察庁「令和7年中の情勢」(SOS47)/総務省統計局「令和7年国勢調査」(確定値) ※ 被害額は法人被害を含む被害総額。1人当たり=被害総額 ÷ 2025年10月1日現在の人口(乳幼児を含む全人口)。
出典:警察庁「令和7年中の情勢」(SOS47・地域別認知状況)/総務省統計局「令和7年国勢調査 人口等基本集計」(確定値)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

令和7年の特殊詐欺の被害総額は全国で1,423.1億円でした。住民1人当たりに直すと全国平均は1,157円で、最も多いのは東京都の1,978円、次いで奈良県1,845円、兵庫県1,615円です。奈良県は人口当たりの件数では11位ですが、1人当たりの被害額では2位に上がり、件数の率と被害額の率で顔ぶれが変わります。最も少ないのは群馬県の295円でした。

認知1件当たりの被害額(被害総額÷認知件数)は、全国で511.3万円です。都道府県別では富山県の967.2万円が最も大きく、沖縄県の237.7万円が最も小さくなりました。この値は未遂を含む認知件数で割った編集部の試算で、警察庁が公表する既遂1件当たりの被害額(523.6万円)とは分母が異なります。全国の被害額の動きは特殊詐欺の被害額の推移で図解しています。

県ごとに多い手口が違う|架空料金請求詐欺の割合

楓
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同じ特殊詐欺でも、手口の組み合わせは都道府県ごとに違います。100%の帯に並べると、どの手口の割合が大きいかが帯の長さで比べられます。

特殊詐欺の手口の内訳|人口当たりで多い5都府県・全国・少ない2県 認知件数に占める手口別の割合(SNS型投資・ロマンス詐欺を除く・令和7年) オレオレ詐欺 預貯金詐欺・キャッシュカード詐欺盗 架空料金請求詐欺 還付金詐欺 その他(融資保証金詐欺を含む) 香川(1位) 39% 4% 41% 14% 大阪(2位) 45% 9% 21% 18% 7% 兵庫(3位) 41% 9% 23% 21% 6% 佐賀(4位) 44% 41% 11% 東京(5位) 66% 9% 9% 13% 全国 52% 11% 21% 11% 5% 群馬(47位) 52% 15% 25% 5% 栃木(46位) 66% 25% 6% 出典:警察庁「令和7年中の情勢」(SOS47・地域別認知状況) ※ 順位は人口10万人当たり認知件数の全国順位。割合は小数点以下を四捨五入して表示(合計が100%にならない場合があります)。
出典:警察庁「令和7年中の情勢」(SOS47・地域別認知状況)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

全国の特殊詐欺27,832件のうち、オレオレ詐欺が52%、架空料金請求詐欺が21%、還付金詐欺が11%を占めます。人口当たりで最も多い香川県は、架空料金請求詐欺が156件で特殊詐欺全体の41%と、オレオレ詐欺(39%)を上回りました。4位の佐賀県も架空料金請求詐欺が41%です。

一方、件数最多の東京都はオレオレ詐欺が66%を占め、架空料金請求詐欺は9%です。大阪府と兵庫県は、還付金詐欺がそれぞれ18%・21%と全国(11%)を上回る割合でした。人口当たりの件数が上位の府県でも、多い手口の組み合わせは一様ではありません。

47都道府県の順位一覧|SNS型投資・ロマンス詐欺を含む場合も切替

楓
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お住まいの都道府県が全国で何位かは、この一覧表で確認できます。タブを切り替えると、SNS型投資・ロマンス詐欺を含めた場合の順位も見られます。

次の表は、人口10万人当たりの認知件数が多い順に全47都道府県を並べた一覧です。最初のタブは令和7年時点の警察庁の定義による特殊詐欺(SNS型投資・ロマンス詐欺を除く)、もう一方のタブはSNS型投資・ロマンス詐欺を含めた合計です。警察庁は令和8年から、SNS型投資・ロマンス詐欺を特殊詐欺の手口の一つとして集計しています。

特殊詐欺(SNS型投資・ロマンス詐欺を除く)の人口10万人当たり認知件数が多い順。全国 22.6件・27,832件

順位都道府県認知件数10万人
当たり
被害額
(億円)
1香川37941.813.1
2大阪3,31737.9135.8
3兵庫1,96737.085.9
4佐賀25933.212.1
5東京4,35030.6281.6
6滋賀42130.215.7
7三重48928.918.5
8神奈川2,48327.0135.6
9鳥取13826.44.2
10愛知1,96326.493.1
11奈良32325.523.4
12埼玉1,79724.779.2
13福岡1,23924.454.9
14岐阜44123.317.4
15石川24222.313.3
16長崎27222.111.4
17和歌山19022.011.2
18鹿児島31020.59.5
19島根12219.46.2
20千葉1,20619.373.4
21岡山34519.115.3
22宮城40418.223.3
23広島46817.426.3
24高知11217.45.1
25沖縄25217.26.0
26大分17616.46.2
27徳島10315.36.1
28新潟29514.314.7
29長野27614.117.3
30富山13513.713.1
31岩手15413.78.2
32青森15513.66.0
33愛媛16813.36.0
34熊本21913.111.0
35静岡45213.030.2
36山口16212.86.5
37茨城33812.117.7
38福島20411.913.5
39京都29211.725.2
40福井8211.34.8
41秋田9911.27.4
42山形10810.95.4
43山梨8210.55.5
44宮崎989.64.2
45北海道4438.927.4
46栃木1518.19.7
47群馬1518.15.5

SNS型投資・ロマンス詐欺を含む合計(令和8年からの特殊詐欺の範囲に相当)の人口10万人当たり認知件数が多い順。全国 35.0件・43,000件

順位都道府県認知件数10万人
当たり
被害額
(億円)
1香川72279.638.9
2兵庫3,23860.9229.0
3佐賀44356.724.2
4大阪4,83055.1339.0
5滋賀75254.046.2
6三重85150.352.8
7鳥取25047.810.7
8愛知3,50547.1264.6
9岐阜83744.351.0
10奈良53542.258.1
11東京5,87941.3558.7
12鹿児島61340.533.2
13福岡2,00039.4135.1
14長崎47738.725.3
15石川42038.731.4
16沖縄55738.032.8
17和歌山32237.322.9
18神奈川3,33836.3279.8
19高知21032.712.9
20広島85231.864.1
21埼玉2,28231.3146.6
22徳島21031.116.3
23岡山53929.836.0
24島根18729.710.9
25大分31829.516.4
26宮城64529.047.0
27熊本41524.730.6
28千葉1,54724.7135.8
29青森27223.914.6
30岩手26223.315.5
31長野45423.238.5
32茨城64723.253.8
33新潟46522.535.3
34愛媛28222.415.7
35山口27021.417.1
36静岡72320.970.9
37秋田18220.613.2
38福井14720.214.5
39福島34420.134.5
40山形17517.610.9
41宮崎17317.014.1
42富山16616.916.8
43山梨12816.411.7
44京都41016.441.6
45群馬25913.917.4
46栃木23912.819.9
47北海道62812.651.1
出典:警察庁「令和7年中の情勢」(SOS47・地域別認知状況)/総務省統計局「令和7年国勢調査 人口等基本集計」(確定値)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

SNS型投資・ロマンス詐欺を含めた合計で見ても、最も多いのは香川県の79.6件で、兵庫県60.9件、佐賀県56.7件、大阪府55.1件が続きます。最も少ないのは北海道の12.6件で、香川県との差は約6.3倍です。東京都は従来の定義では5位ですが、SNS型を含めた合計では41.3件で11位になります。

令和8年以降に公表される数値と比べるときは、どちらの定義による値かを確かめておく必要があります。同じ「特殊詐欺」という言葉でも、令和7年以前と令和8年以降では集計の範囲が異なるためです。

楓のまとめ|件数と人口当たりで、多い県の顔ぶれは変わる

楓
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タイルマップ・順位の入れ替わり・被害額・手口の内訳と並べてきた観察を、3つの事実に整理します。

「特殊詐欺が多い県はどこか」という問いへの答えは、件数で見るか人口当たりで見るかで変わります。令和7年の警察庁の公表値と国勢調査の確定人口から算出した値で、ここまでの観察を整理しておきます。

楓の観察整理
3つの観察事実

観察1. 人口10万人当たりの特殊詐欺の認知件数は香川県が41.8件で最多、群馬県が8.1件で最少で、差は約5.2倍でした。全国平均は22.6件で、全国では約19分に1件のペースで認知されています。

観察2. 件数最多の東京都(4,350件)は人口当たりでは30.6件で5位、件数16位の香川県が1位です。住民1人当たりの被害額では東京都が1,978円で最多、奈良県が1,845円で続きます。

観察3. 手口の構成は都道府県で異なり、香川県では架空料金請求詐欺が41%、東京都ではオレオレ詐欺が66%を占めます。SNS型投資・ロマンス詐欺を含めた合計では香川県が79.6件で最多、東京都は11位でした。

3つの観察を重ねると、件数の多さと人口当たりの多さは別の物差しで、どちらで見るかによって上位の顔ぶれが入れ替わることが分かります。自分の住む都道府県の位置は、一覧表の2つのタブで確かめられます。不審な電話やメッセージについての相談は、警察相談専用電話(#9110)で受け付けています。

よくある質問(FAQ)

楓
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特殊詐欺の都道府県別データについて、よくいただく3つの質問にお答えします。数字の定義と読み方が中心です。

Q1. 特殊詐欺が一番多い県はどこですか?

何で比べるかによって答えが変わります。令和7年の認知件数そのものが最も多いのは東京都の4,350件です。人口10万人当たりで比べると、最も多いのは香川県の41.8件で、東京都は30.6件で5位でした。人口の多い都道府県は件数も大きくなりやすいため、本記事では人口当たりの値を軸に順位を付けています。

Q2. SNS型投資詐欺やロマンス詐欺は含まれていますか?

本記事の主な順位(香川県が41.8件で1位など)には含んでいません。令和7年の警察庁の統計では、SNS型投資・ロマンス詐欺は特殊詐欺とは別に集計されていたためです。両方を含めた合計は全国で43,000件で、順位一覧表のタブで切り替えて確認できます。令和8年からは特殊詐欺の一手口として合わせて集計されます。

Q3. 特殊詐欺が少ない県はどこですか?

令和7年の人口10万人当たりの認知件数が最も少ないのは群馬県の8.1件で、栃木県8.1件、北海道8.9件、宮崎県9.6件、山梨県10.5件が続きます。群馬県と栃木県は、小数第2位まで見ると8.09件と8.10件の僅差です。SNS型投資・ロマンス詐欺を含めた合計では、北海道の12.6件が最も少なくなります。

🔍 この記事のファクトチェックについて

楓
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当サイトはファクトチェックを実施しています。このページのファクトチェックのエビデンスを以下に掲載します。

✦
この記事のファクトチェックについて
確認日:2026年10月

記事内の主要な数値・事実について、確認の度合いを4段階で示しています。

✅ 一次確認:公式発表・省庁・原典で直接確認 🔍 二次確認:報道など二次情報で確認 📊 筆者試算:一次データを基にした独自計算 ⚠ 要確認:状況により変わるもの
✅ 一次確認

令和7年の特殊詐欺 認知件数27,832件・被害額1,423.1億円(1日あたり約3.9億円)、SNS型投資詐欺9,523件・SNS型ロマンス詐欺5,645件(確定値)

警察庁「令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(確定値)」 →
✅ 一次確認

47都道府県別の認知件数・被害総額と手口別内訳(SNS型投資・ロマンス詐欺を含む合計43,000件。香川722件・東京5,879件・群馬259件ほか)

警察庁 SOS47「令和7年中の情勢」(地域別認知状況) →
✅ 一次確認

2025年10月1日現在の都道府県別人口(確定値・全国122,972,528人、香川906,828人・群馬1,865,934人・東京14,236,627人)

総務省統計局「令和7年国勢調査 人口等基本集計 結果の概要」表Ⅰ-2-1 →
📊 筆者試算

人口10万人当たり認知件数=(特殊詐欺の合計-SNS型投資詐欺-SNS型ロマンス詐欺)÷人口×10万。香川379÷906,828×10万=41.8件、群馬151÷1,865,934×10万=8.1件、倍率41.79÷8.09=約5.2倍、全国27,832÷122,972,528×10万=22.6件。SNS型を含む合計は香川722÷906,828×10万=79.6件、北海道628÷4,980,272×10万=12.6件(約6.3倍)

計算基礎:警察庁 SOS47「令和7年中の情勢」 →
📊 筆者試算

1人当たり被害額=被害総額÷人口(東京28,157,775千円÷14,236,627人=1,978円、全国1,157円)。認知1件当たり被害額=被害総額÷認知件数(全国511.3万円・未遂を含む)

計算基礎:警察庁 SOS47「令和7年中の情勢」 →
⚠ 要確認

警察庁は令和8年から、SNS型投資・ロマンス詐欺を特殊詐欺の一手口として集計しています。令和8年以降の公表値と本記事の主な順位(令和7年の定義)は集計の範囲が異なります。

変更の可能性あり。警察庁「特殊詐欺の認知・検挙状況等について」 →
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