記事内に広告があります。

不登校が多い県はどこ?1,000人当たりの47都道府県を小中学校別に図解【2026年】

不登校が多い県はどこ?1,000人当たりの47都道府県を小中学校別に図解【2026年】
スポンサーリンク
楓
楓

不登校の多い県を比べるときは、人数ではなく、児童生徒1,000人当たりの数で並べると、県の大きさに関係なく見比べられます。地図と表で47都道府県を見ていきます。

文部科学省の2024年度(令和6年度)の調査で、小・中学校の不登校児童生徒数を1,000人当たりで比べると、最も多いのは沖縄県の49.5人、最も少ないのは福井県の28.9人でした。全国は38.6人で、小・中学生の約26人に1人にあたります。5年前の2019年度(令和元年度)の18.8人と比べると約2倍で、47都道府県すべてで増えています。

ここでの不登校は、心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的な要因・背景により、年間30日以上欠席した児童生徒です。1,000人当たりの値は、国公私立の小・中学校の在籍者数を分母にした文部科学省の公表値です。本記事では2019〜2024年度の6年度分を、タイルマップ、散布図、ダンベル図、推移の折れ線、人数の横棒、都道府県別の一覧表で整理します。

EVIDENCE / 可視化pediaの結論

不登校の小・中学生が多い県はどこか。

最多は沖縄県の49.5人、最少は福井県の28.9人。全国は38.6人で、5年前の約2倍。

沖縄県|小・中学生1,000人当たりの不登校児童生徒数(2024年度・全国最多) 49.5人 小学校35.4人・中学校77.5人。約20人に1人
最も少ない県 福井県 28.9人 2019年度から6年度続けて最少
全国 38.6人 小・中学生の約26人に1人
5年前(2019年度)との比較 2.05倍 全国18.8人から。47都道府県すべてで増加

SOURCE

文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」(2019〜2024年度・国公私立小・中学校)

※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

楓の整理
この記事の要点

◆ 小・中学校合計の1,000人当たりは、沖縄県が49.5人で最も多く、福井県が28.9人で最も少ない県でした(1.71倍)。全国は38.6人で、約26人に1人にあたります。
◆ 小学校の最多は沖縄県(35.4人)、中学校の最多は宮城県(82.8人)です。北海道や徳島県のように、中学校だけ順位が高い県もあります。
◆ 5年前の2019年度と比べて47都道府県すべてで増え、全国は18.8人から38.6人へ2.05倍になりました。福井県は6年度続けて最も少ない県です。

出典:文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」(2019〜2024年度)。1,000人当たりの値は同調査の公表値で、学校基本調査の在籍者数で検算しています。

本記事は楓が調査・編集しています。掲載情報は執筆時点のものです。数値・制度・サービス内容は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

スポンサーリンク

不登校が多い県はどこか|沖縄県49.5人から福井県28.9人まで

楓
楓

47都道府県を同じ大きさのマスに並べ、1,000人当たりの多さを色の濃さで示しました。

不登校の小・中学生 1,000人当たり|47都道府県 2024年度(令和6年度)・国公私立の小学校と中学校の合計。全国は38.6人 📖 凡例 / HOW TO READ タイル色=1,000人当たりの不登校児童生徒数(5階調) ← 多い 少ない → 45.0 以上 6県 41.0 〜 44.9 6道県 37.0 〜 40.9 16府県 33.0 〜 36.9 12都府県 33.0 未満 7県 データ出所 公式 =文部科学省 問題行動・不登校調査(2024年度)の公表値 北海道 42.2 青森 36.3 秋田 36.4 岩手 33.3 山形 32.5 宮城 47.0 福島 34.5 沖縄 49.5 石川 38.7 富山 37.4 新潟 38.8 福井 28.9 岐阜 39.8 長野 48.6 山梨 41.2 愛知 41.8 静岡 45.6 群馬 34.9 栃木 43.2 埼玉 32.4 茨城 38.0 東京 35.7 神奈川 38.2 千葉 32.9 滋賀 36.7 京都 35.8 兵庫 38.8 大阪 37.9 奈良 39.7 三重 37.5 和歌山 38.9 鳥取 42.3 島根 48.8 岡山 29.6 広島 40.5 山口 38.3 香川 31.6 愛媛 41.1 徳島 36.5 高知 34.9 福岡 47.2 長崎 38.1 佐賀 33.2 大分 36.9 熊本 40.7 宮崎 32.6 鹿児島 38.2 多い8県 1. 沖縄 公式 49.5 2. 島根 公式 48.8 3. 長野 公式 48.6 4. 福岡 公式 47.2 5. 宮城 公式 47.0 6. 静岡 公式 45.6 7. 栃木 公式 43.2 8. 鳥取 公式 42.3 少ない8県 1. 福井 公式 28.9 2. 岡山 公式 29.6 3. 香川 公式 31.6 4. 埼玉 公式 32.4 5. 山形 公式 32.5 6. 宮崎 公式 32.6 7. 千葉 公式 32.9 8. 佐賀 公式 33.2 出典:文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」 ※ 単位は人(児童生徒1,000人当たり)。都道府県の値には指定都市を含む。 ※ 小学校には義務教育学校前期課程、中学校には同後期課程と中等教育学校前期課程を含む。
出典:文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」(2024年度・国公私立小・中学校)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

2024年度の小・中学校合計の1,000人当たりで見ると、最も多いのは沖縄県の49.5人で、島根県48.8人、長野県48.6人、福岡県47.2人、宮城県47.0人と続きます。最も少ないのは福井県の28.9人で、岡山県29.6人、香川県31.6人、埼玉県32.4人、山形県32.5人の順です。最も多い沖縄県と最も少ない福井県の差は1.71倍で、沖縄県では約20人に1人、福井県では約35人に1人にあたります。

47都道府県の中央値は38.1人で、全国の38.6人より多いのは47都道府県のうち20でした。最も濃い色(45.0人以上)の6県は宮城・長野・静岡・島根・福岡・沖縄で、東北・中部・中国・九州・沖縄の各地方に分かれています。最も薄い色(33.0人未満)の7県は山形・埼玉・千葉・福井・岡山・香川・宮崎でした。

同じ調査の全国の数値を長い期間でたどった動きは、不登校児童生徒数の戦後からの推移で図解しています。

スポンサーリンク

小学校と中学校で順位は違うか|小は沖縄、中は宮城が最多

楓
楓

横に小学校、縦に中学校をとって、47都道府県の位置を点で示しています。

小学校と中学校で順位は違うか|47都道府県(2024年度) 横=小学校、縦=中学校の1,000人当たりの人数。点線は全国の値 15 20 25 30 35 50 60 70 80 小学校(1,000人当たり・人)→ ↑ 中学校(1,000人当たり・人) 全国 小学校 23.0 全国 中学校 67.9 小中とも全国より多い 小中とも全国より少ない 沖縄 宮城 島根 北海道 徳島 富山 福井 岡山
出典:文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」(2024年度・国公私立小・中学校)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

小学校だけで見ると、最も多いのは沖縄県の35.4人、最も少ないのは福井県の15.8人で、差は2.24倍です。中学校だけで見ると、最も多いのは宮城県の82.8人、最も少ないのは岡山県の48.8人で、差は1.70倍でした。全国は小学校が23.0人(約44人に1人)、中学校が67.9人(約15人に1人)です。

小学校と中学校の順位はおおむね似ていますが、一致はしません。小中とも上位10位以内に入ったのは宮城・長野・島根・福岡・沖縄の5県、小中とも下位10位以内は岩手・山形・埼玉・福井・岡山・香川・宮崎の7県です。

一方で、北海道は小学校が22位、中学校が5位、徳島県は小学校が46位、中学校が13位と、中学校だけ順位が高い県があります。逆に富山県は小学校が10位、中学校が36位で、小学校だけ順位が高い形です。散布図では、点が全体として右上がりに並びながらも、上下に広く散らばっています。

スポンサーリンク

5年前からどれだけ増えたか|47都道府県すべてで増加

楓
楓

2019年度と2024年度の値を線でつなぎ、増え方を比べました。

5年前と比べた増え方|47都道府県 小・中学校合計の1,000人当たり(人)。右は2019年度の何倍か 2019年度 2024年度 2倍以上は緑字、2倍未満は灰色字 10 20 30 40 50 何倍か 全国 18.8(2019) 全国 38.6(2024) 沖縄 2.18倍 島根 2.03倍 長野 2.23倍 福岡 2.25倍 宮城 1.96倍 静岡 2.05倍 栃木 2.10倍 鳥取 2.25倍 北海道 2.02倍 愛知 2.13倍 山梨 2.00倍 愛媛 2.76倍 熊本 2.21倍 広島 2.33倍 岐阜 2.12倍 奈良 1.97倍 和歌山 2.34倍 新潟 2.30倍 兵庫 1.93倍 石川 1.97倍 山口 2.14倍 神奈川 1.79倍 鹿児島 2.56倍 長崎 2.20倍 茨城 2.01倍 大阪 2.01倍 三重 2.23倍 富山 2.27倍 大分 1.77倍 滋賀 2.11倍 徳島 2.07倍 秋田 2.43倍 青森 2.36倍 京都 2.03倍 東京 1.87倍 群馬 2.01倍 高知 1.56倍 福島 2.10倍 岩手 2.33倍 佐賀 1.88倍 千葉 2.02倍 宮崎 2.06倍 山形 2.27倍 埼玉 2.13倍 香川 2.16倍 岡山 1.69倍 福井 2.17倍
出典:文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」(2019〜2024年度・国公私立小・中学校)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

2019年度と2024年度の小・中学校合計を比べると、全国は18.8人から38.6人へと2.05倍になりました。47都道府県すべてで増え、2倍以上になったのは37道府県です。

伸びが最も大きいのは愛媛県で、14.9人から41.1人へ2.76倍になりました。鹿児島県の2.56倍、秋田県の2.43倍、青森県の2.36倍、和歌山県の2.34倍と続きます。伸びが最も小さいのは高知県の1.56倍(22.4人から34.9人)で、岡山県1.69倍、大分県1.77倍、神奈川県1.79倍、東京都1.87倍の順でした。

直近の1年(2023年度から2024年度)では、全国が37.2人から38.6人に増えた一方で、東京都(36.0人→35.7人)、石川県(39.5人→38.7人)、兵庫県(39.1人→38.8人)、熊本県(40.8人→40.7人)、大分県(37.1人→36.9人)の5都県では、1,000人当たりが前の年度より少なくなりました。

最も多い県と最も少ない県はどう変わったか|福井県は6年度連続で最少

楓
楓

毎年度の最も多い県と最も少ない県を、全国と並べています。

最も多い県と最も少ない県の推移|2019〜2024年度 小・中学校合計の1,000人当たり(人)。最も多い県は年度ごとに入れ替わる 最も多い県 全国 最も少ない県 0 10 20 30 40 50 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度 24.0 宮城・島根 13.3 25.2 高知 14.0 31.2 高知 17.8 39.7 茨城 23.4 46.7 宮城 26.6 49.5 沖縄 28.9 全国 38.6 全国 18.8 福井県は6年度とも最少
出典:文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」(2019〜2024年度・国公私立小・中学校)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

年度ごとに小・中学校合計で最も多かった県を見ると、2019年度は宮城県と島根県(24.0人)、2020年度と2021年度は高知県、2022年度は茨城県、2023年度は宮城県、2024年度は沖縄県で、最も多い県は毎年のように入れ替わっています。

これに対して、最も少ない県は2019年度から2024年度まで、6年度続けて福井県でした。福井県の値も13.3人から28.9人へと増えていますが、6年度とも47都道府県で最も少ない値です。

最も多い県と最も少ない県の差は、2019年度の10.7人から2024年度の20.6人に広がりました。倍率で見ると、1.80倍から1.71倍へとやや縮まっています。差の人数と倍率では、変化の見え方が異なります。

人数で見るとどうか|東京都は最多でも1,000人当たりは35位

楓
楓

人数の多い10都道府県を、1,000人当たりの値と並べました。

人数が多い10都道府県と1,000人当たり 2024年度・小学校と中学校の合計。右は1,000人当たりの人数と47都道府県での順位 不登校児童生徒数(人) 1,000人当たり(順位) 東京 33,831 35.7人(35位) 神奈川 25,231 38.2人(22位) 愛知 24,927 41.8人(10位) 大阪 23,749 37.9人(26位) 福岡 19,602 47.2人(4位) 埼玉 17,356 32.4人(44位) 兵庫 15,868 38.8人(18位) 千葉 14,883 32.9人(41位) 北海道 14,252 42.2人(9位) 静岡 12,118 45.6人(6位) 緑字は全国(38.6人)より多い都道府県
出典:文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」(2024年度・国公私立小・中学校)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

不登校児童生徒数を人数で見ると、全国の小・中学校の合計は353,970人で、都道府県別では東京都の33,831人が最も多く、神奈川県25,231人、愛知県24,927人、大阪府23,749人、福岡県19,602人と、在籍する児童生徒の多い都府県が上位に並びます。最も少ないのは高知県の1,595人で、福井県1,661人、鳥取県1,764人の順です。

一方で、東京都の1,000人当たりは35.7人で、全国の38.6人を下回り、47都道府県で35位でした。人数の上位10都道府県のうち、1,000人当たりでも全国より多いのは5道県です。人数と1,000人当たりでは、順位が大きく違います。

同じ文部科学省の調査で、いじめの認知件数を都道府県別に比べた結果は、いじめの認知件数の47都道府県データで図解しています。

47都道府県の順位一覧|小学校・中学校・人数・5年前との比較

楓
楓

お住まいの都道府県が何位かは、この表で確認できます。タブで地方を切り替えられます。

47都道府県の不登校児童生徒数|1,000人当たりの順位一覧(2024年度)

小中=小・中学校合計の1,000人当たり(人)、小学校・中学校=それぞれの1,000人当たり(人)、人数=小・中学校合計の不登校児童生徒数(人)、5年比=2019年度の小中の値に対する倍率(倍)、高校=高等学校の1,000人当たり(人・参考)。順位は小中の多い順で、同じ値は同じ順位です。

順位都道府県小中小学校中学校人数5年比高校
1沖縄49.535.477.57,4322.1835.7
2島根48.832.180.72,4452.0326.8
3長野48.631.580.07,2482.2314.8
4福岡47.229.381.719,6022.2527.3
5宮城47.027.982.87,7251.9634.7
6静岡45.630.073.812,1182.0519.3
7栃木43.224.278.26,0322.1026.9
8鳥取42.323.977.21,7642.2520.7
9北海道42.222.478.614,2522.0211.0
10愛知41.825.772.024,9272.1317.3
11山梨41.223.075.12,3372.007.8
12愛媛41.125.669.03,9502.7621.4
13熊本40.722.974.75,7812.2117.5
14広島40.525.468.58,7382.3327.6
15岐阜39.824.367.75,8972.1219.2
16奈良39.722.670.43,8701.9735.6
17和歌山38.923.267.62,5112.3433.2
18新潟38.821.969.75,8292.3022.0
18兵庫38.821.970.715,8681.9315.2
20石川38.722.968.33,2101.9733.3
21山口38.323.465.33,5732.1415.5
22神奈川38.223.666.625,2311.7924.6
22鹿児島38.220.870.44,9822.5625.0
24長崎38.121.868.73,7982.2021.1
25茨城38.021.568.27,9352.0110.8
26大阪37.921.369.323,7492.0137.8
27三重37.523.263.34,8912.2331.2
28富山37.424.361.72,6242.2723.4
29大分36.920.966.63,0751.7724.5
30滋賀36.722.264.04,3052.1129.8
31徳島36.517.771.71,8142.0713.8
32秋田36.419.865.52,0272.4322.3
33青森36.319.267.72,8692.3614.8
34京都35.822.260.76,4902.0317.8
35東京35.721.663.333,8311.8723.3
36群馬34.920.361.54,7882.0127.8
36高知34.920.262.41,5951.5615.4
38福島34.518.065.74,3652.1011.0
39岩手33.317.961.32,6852.3323.7
40佐賀33.219.757.72,2281.8821.1
41千葉32.920.756.414,8832.0227.6
42宮崎32.618.658.32,8422.0619.7
43山形32.518.358.32,3432.2725.1
44埼玉32.418.159.917,3562.1324.1
45香川31.618.556.32,2532.1622.6
46岡山29.619.448.84,2411.6923.8
47福井28.915.852.61,6612.1719.9
順位都道府県小中小学校中学校人数5年比高校
9北海道42.222.478.614,2522.0211.0
33青森36.319.267.72,8692.3614.8
39岩手33.317.961.32,6852.3323.7
5宮城47.027.982.87,7251.9634.7
32秋田36.419.865.52,0272.4322.3
43山形32.518.358.32,3432.2725.1
38福島34.518.065.74,3652.1011.0
順位都道府県小中小学校中学校人数5年比高校
25茨城38.021.568.27,9352.0110.8
7栃木43.224.278.26,0322.1026.9
36群馬34.920.361.54,7882.0127.8
44埼玉32.418.159.917,3562.1324.1
41千葉32.920.756.414,8832.0227.6
35東京35.721.663.333,8311.8723.3
22神奈川38.223.666.625,2311.7924.6
順位都道府県小中小学校中学校人数5年比高校
18新潟38.821.969.75,8292.3022.0
28富山37.424.361.72,6242.2723.4
20石川38.722.968.33,2101.9733.3
47福井28.915.852.61,6612.1719.9
11山梨41.223.075.12,3372.007.8
3長野48.631.580.07,2482.2314.8
15岐阜39.824.367.75,8972.1219.2
6静岡45.630.073.812,1182.0519.3
10愛知41.825.772.024,9272.1317.3
順位都道府県小中小学校中学校人数5年比高校
27三重37.523.263.34,8912.2331.2
30滋賀36.722.264.04,3052.1129.8
34京都35.822.260.76,4902.0317.8
26大阪37.921.369.323,7492.0137.8
18兵庫38.821.970.715,8681.9315.2
16奈良39.722.670.43,8701.9735.6
17和歌山38.923.267.62,5112.3433.2
順位都道府県小中小学校中学校人数5年比高校
8鳥取42.323.977.21,7642.2520.7
2島根48.832.180.72,4452.0326.8
46岡山29.619.448.84,2411.6923.8
14広島40.525.468.58,7382.3327.6
21山口38.323.465.33,5732.1415.5
31徳島36.517.771.71,8142.0713.8
45香川31.618.556.32,2532.1622.6
12愛媛41.125.669.03,9502.7621.4
36高知34.920.262.41,5951.5615.4
順位都道府県小中小学校中学校人数5年比高校
4福岡47.229.381.719,6022.2527.3
40佐賀33.219.757.72,2281.8821.1
24長崎38.121.868.73,7982.2021.1
13熊本40.722.974.75,7812.2117.5
29大分36.920.966.63,0751.7724.5
42宮崎32.618.658.32,8422.0619.7
22鹿児島38.220.870.44,9822.5625.0
1沖縄49.535.477.57,4322.1835.7
出典:文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」(2019年度・2024年度、高校は2024年度)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

「全国順」のタブでは、47都道府県を小・中学校合計の1,000人当たりの多い順に並べています。地方のタブでは、各地方の都道府県を北から順に並べ、全国での順位を示しました。高校の列は参考として載せたもので、本文では高校の順位を比べていません。

楓のまとめ|沖縄県が最多、福井県は6年度続けて最少

楓
楓

ここまでの地図・散布図・推移の図を並べると、県ごとの違いと全国に共通する動きの両方が見えてきます。3つの観察事実に整理します。

「不登校が多い県はどこか」という問いには、どの学校段階で、どの年度で見るかによって、少しずつ違う答えが出てきます。並べて見えた事実を、観察として整理しておきます。

楓の観察整理
3つの観察事実

観察1. 2024年度の小・中学校合計の1,000人当たりは、沖縄県が49.5人で最も多く、福井県が28.9人で最も少ない県でした。差は1.71倍で、全国の38.6人より多いのは47都道府県のうち20です。

観察2. 小学校と中学校では顔ぶれが少し違います。小学校の最多は沖縄県、中学校の最多は宮城県で、北海道や徳島県のように中学校だけ順位が高い県、富山県のように小学校だけ順位が高い県があります。

観察3. 5年前の2019年度と比べると47都道府県すべてで増え、全国は2.05倍になりました。最も多い県は毎年のように入れ替わる一方で、福井県は6年度続けて最も少ない県です。

3つの観察事実を重ねると、全国の値が5年で約2倍になるなか、47都道府県がそろって増え、最も多い県と最も少ない県の差は1.71倍だったことが分かります。数字は各学校が調査の定義に沿って計上した人数で、次の年度の調査結果が公表されると、順位が入れ替わることもあります。

よくある質問(FAQ)

楓
楓

1,000人当たりの数字を読むときに迷いやすい点を、3つにまとめました。

Q1. 不登校とは、どのような児童生徒を数えたものですか?

文部科学省は、何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、登校しない、あるいはしたくともできない状況にあるために、年間30日以上欠席した児童生徒を不登校としています。同じ調査では、病気や経済的理由による長期欠席は別の区分で数えられています。人数は、各学校がこの定義に沿って計上したものです。

Q2. 1,000人当たりの値は、どのように計算されていますか?

不登校児童生徒数を国公私立の小・中学校の在籍者数で割り、1,000を掛けた値で、文部科学省が公表しています。小学校には義務教育学校の前期課程、中学校には義務教育学校の後期課程と中等教育学校の前期課程を含み、都道府県の値には指定都市を含みます。本記事では学校基本調査の在籍者数で計算し直し、2019〜2024年度の公表値とすべて一致することを確かめました。

Q3. 高校の不登校は、都道府県別にどうなっていますか?

同じ調査で、国公私立の高等学校の不登校生徒数は全国で67,782人、1,000人当たりでは23.3人でした(2024年度)。都道府県別の値は、一覧表の「高校」の列に参考として載せています。本記事は小・中学校を中心に扱っているため、高校の順位は比べていません。

🔍 この記事のファクトチェックについて

楓
楓

当サイトはファクトチェックを実施しています。このページのファクトチェックのエビデンスを以下に掲載します。

✦
この記事のファクトチェックについて
確認日:2026年11月

記事内の主要な数値・事実について、確認の度合いを4段階で示しています。

✅ 一次確認:公式発表・省庁・原典で直接確認 🔍 二次確認:報道など二次情報で確認 📊 筆者試算:一次データを基にした独自計算 ⚠ 要確認:状況により変わるもの
✅ 一次確認

2024年度の都道府県別 不登校児童生徒数と1,000人当たり(小学校・中学校・小中合計):沖縄県49.5人、福井県28.9人、宮城県(中学校)82.8人、岡山県(中学校)48.8人、東京都33,831人

文部科学省 問題行動・不登校調査 表4-15 都道府県別 不登校児童生徒数(e-Stat) →
✅ 一次確認

全国の不登校児童生徒数:小学校137,704人・中学校216,266人・計353,970人(過去最多)、1,000人当たり38.6人(前年度37.2人)

文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」 →
✅ 一次確認

2019〜2023年度の都道府県別の値(全国 2019年度18.8人・福井県 2019年度13.3人ほか)

e-Stat 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査(年度別の統計表) →
✅ 一次確認

不登校の定義(心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、年間30日以上欠席した児童生徒)

文部科学省「不登校の現状と対策について」 →
✅ 一次確認

高等学校の不登校生徒数 全国67,782人・1,000人当たり23.3人(2024年度)と都道府県別の値

文部科学省 問題行動・不登校調査 表5-12 都道府県別 不登校生徒数(e-Stat) →
✅ 一次確認

1,000人当たりの検算に使った在籍者数(学校基本調査・各年度5月1日現在の小学校・中学校・義務教育学校・中等教育学校前期課程)

総務省「社会・人口統計体系」都道府県データ E 教育(e-Stat) →
📊 筆者試算

1,000人当たりの検算:不登校児童生徒数÷在籍者数×1,000(小学校=小学校+義務教育学校前期課程、中学校=中学校+義務教育学校後期課程+中等教育学校前期課程)。小数1桁に四捨五入すると、2019〜2024年度の47都道府県と全国・小学校/中学校/合計の864セルすべてが公表値と一致

元データ:総務省「社会・人口統計体系」(e-Stat) →
📊 筆者試算

何人に1人=在籍者数÷不登校児童生徒数:全国 9,180,969÷353,970=25.9(約26人)、中学校 3,186,476÷216,266=14.7(約15人)、小学校 5,994,493÷137,704=43.5(約44人)、沖縄県 150,075÷7,432=20.2、福井県 57,573÷1,661=34.7

元データ:文部科学省 問題行動・不登校調査(e-Stat) →
📊 筆者試算

倍率と差:49.5÷28.9=1.71倍、38.6÷18.8=2.05倍、愛媛県 41.1÷14.9=2.76倍、高知県 34.9÷22.4=1.56倍。最多と最少の差 24.0−13.3=10.7(2019年度)、49.5−28.9=20.6(2024年度)。小学校と中学校の順位相関(スピアマン・同じ値は平均順位)=0.68。順位は公表値(小数1桁)の多い順で、同じ値は同じ順位

元データ:文部科学省 問題行動・不登校調査(e-Stat) →
⚠ 要確認

2025年度(令和7年度)の調査結果は、本記事の作成時点(2026年11月3日)では公表されていません。公表されると、都道府県の値や順位が変わる可能性があります。

変更の可能性あり。文部科学省 問題行動・不登校調査の案内ページ →
タイトルとURLをコピーしました