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箱根駅伝の仕組みを図解|21チームはどう決まり、繰り上げスタートは何分で起きるか【2026年】

箱根駅伝の仕組みを図解|21チームはどう決まり、繰り上げスタートは何分で起きるか
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楓
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箱根駅伝の仕組みは、出場チームの決まり方とレース中の時間の規定に分けて図にすると整理しやすくなります。前回大会の順位から予選会、本選までの流れを1枚のフローにし、中継所ごとの基準時間を棒で並べてみます。

箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)は、毎年1月2日と3日に東京・大手町と箱根・芦ノ湖を往復する10区間217.1kmの大会です。出場するのは21チームで、前回大会で総合10位までに入ったシード校10校、10月の予選会を通過した10校、予選会で通過しなかった大学の選手で編成する関東学生連合で構成されます。レース中は、先頭から往路の鶴見・戸塚で10分、平塚・小田原で15分、復路の各中継所で20分を超えて遅れたチームが繰り上げスタートになります。

本記事では、関東学生陸上競技連盟(関東学連)が定めた第102回大会の要項と競技注意事項、2025年に公表された2つの文書、2026年10月17日の第103回予選会の総合結果、第102回大会の選手変更一覧をもとに、出場チームの決まり方とレース中の規定を図解で整理します。大学の評価やレースの予想は扱いません。

EVIDENCE / 可視化pediaの結論

箱根駅伝に出場する21チームはどう決まり、繰り上げスタートは先頭から何分遅れると起きるのか。

前回10位までのシード10校、10月の予選会を通過した10校、関東学生連合の21チーム。繰り上げは往路で10〜15分、復路で20分の遅れが基準。

  1. 01 シード 10校 第102回大会で総合10位までに入り、第103回大会の出場権を得た大学の数
  2. 02 予選会 45校 2026年10月の予選会に参加した大学の数(通過は上位10校)
  3. 03 当日変更 82件 第102回大会で21チームが行った当日の選手変更の合計(上限は1チーム6人)
  4. 04 繰り上げ 20分 復路の中継所で、先頭の通過からこの時間を超えて遅れたチームの次の走者が先に出発する(往路は10〜15分)

SOURCE

関東学生陸上競技連盟「第102回東京箱根間往復大学駅伝競走 要項」「同 競技注意事項」「出走チーム数の増加と記念大会の改革について」、箱根駅伝公式「第103回予選会 総合結果」(2026年10月17日)「第102回 本選 往路・復路選手変更一覧」

楓の整理
この記事の要点

◆ 第103回大会(2027年1月)の出場21チームは、第102回大会の総合1〜10位のシード校10校、予選会の上位10校、関東学生連合の1チームで構成されます。
◆ 繰り上げスタートの基準は、第102回大会の競技注意事項で往路の鶴見・戸塚が10分、平塚・小田原が15分、復路の4中継所が20分です。
◆ 第102回大会の当日の選手変更は往路38件・復路44件の計82件で、21チームすべてが変更を行い、上限の6件に達したチームはありませんでした。

出典:関東学生陸上競技連盟「第102回東京箱根間往復大学駅伝競走 要項」「同 競技注意事項」/箱根駅伝公式「第103回予選会 総合結果」(2026年10月17日)「第102回 本選 往路・復路選手変更一覧」。第103回大会の要項は2026年10月20日時点で未公表のため、人数と時間の規定は第102回大会のものです。

本記事は楓が調査・編集しています。掲載情報は執筆時点のものです。数値・制度・サービス内容は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

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出場21チームは2段階で決まる|シード10校・予選会10校・関東学生連合

楓
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出場チームの決まり方は、文章で読むより分岐のフローで見るほうが早く伝わります。前回大会の順位で1回目の振り分け、予選会の順位で2回目の振り分けが起き、最後に3つの枠が合流する形です。

箱根駅伝の出場21チームが決まる流れ|第103回大会(2027年1月) 出典:関東学生陸上競技連盟「第102回大会 要項」「箱根駅伝に関する新たな取り組みについて」/第103回予選会 総合結果 前回大会 予選会 本選の出場枠 第102回大会 総合順位(2026年1月) シード校 10校 総合1〜10位 第103回予選会 2026年10月17日・立川 参加45校 各校上位10人の合計タイム 予選会通過校 10校 合計タイムの上位10校 総合11位以下 1〜10位 チーム枠 10名 11〜20位の大学から各1名 個人枠 6名 21位以下の大学から各校1名 予選会の個人順位で上位6名 関東学生連合 1チーム 16名登録・出走10名 オープン参加 記録は参考記録 11〜20位 21位以下 本選の出場は シード10校 + 予選会通過10校 + 関東学生連合 = 21チーム
出典:関東学生陸上競技連盟「第102回東京箱根間往復大学駅伝競走 要項」(第13条・第14条)、「箱根駅伝に関する新たな取り組みについて」(2025年6月19日)、箱根駅伝公式「第103回予選会 総合結果」(2026年10月17日)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

出場チームを決める1回目の振り分けは、前回大会の総合順位です。第102回大会の要項は、総合10位までに入った大学が次の第103回大会のシード権を得ると定めています。2026年1月の第102回大会では、青山学院大学・國學院大學・順天堂大学・早稲田大学・中央大学・駒澤大学・城西大学・創価大学・帝京大学・日本大学の10校が総合1〜10位に入り、第103回大会のシード校になりました。

シード権を得られなかった大学や前回大会に出場していない大学は、10月の予選会に回ります。2回目の振り分けはこの予選会の順位で、上位10校が本選の出場権を得ます。2026年10月17日の第103回予選会では、東洋大学・中央学院大学・東海大学・専修大学・東京農業大学・山梨学院大学・大東文化大学・神奈川大学・日本体育大学・法政大学の10校が通過しました。シード10校と予選会通過10校に関東学生連合を加えた21チームが、2027年1月の第103回大会に出場します。

選手個人にも出場の条件があります。要項では、本大会と予選会への出場が通算4回未満であることが参加資格とされ、予選会だけに出場した場合も回数に数えます。出場チーム数そのものの移り変わりは、箱根駅伝の歴史を年表で整理した記事で扱っています。

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予選会は「上位10人の合計タイム」で順位が決まる

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予選会の順位は、個人の着順ではなくチームの合計タイムで決まります。通過した10位と通過できなかった11位の差を、1人あたりの秒数に直すと、境目の近さが実感しやすくなります。

予選会は、陸上自衛隊立川駐屯地をスタートし、立川市街地を通って国営昭和記念公園にフィニッシュするハーフマラソン(21.0975km)で行われます。第103回予選会の要項では、各校が10〜16名をエントリーして10〜12名が出走し、各校の上位10名の合計タイムが少ない順に順位が決まります。第103回予選会には45校が参加しました。

総合結果では、1位の東洋大学が10時間31分30秒、通過圏の最後となる10位の法政大学が10時間40分08秒、11位の国士舘大学が10時間41分54秒でした。10位と11位の合計タイムの差は1分46秒で、10人で割ると1人あたり約11秒です。1位と10位の差は8分38秒でした。

予選会の順位は、本選に出られなかった大学の選手にも関わります。11〜20位の大学と21位以下の大学では、次の見出しで扱う関東学生連合の選手の選ばれ方が異なります。参加校数や通過ラインの年ごとの推移は、本記事では扱いません。

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関東学生連合はどう選ばれるか|チーム枠10名と個人枠6名

楓
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関東学生連合の16名は、予選会の順位帯によって選ばれ方が分かれています。先ほどのフロー図では、下半分にあるチーム枠と個人枠の2つの箱がこれにあたります。

関東学生連合は、予選会で通過しなかった大学の選手で編成するチームです。関東学連が2025年6月19日に公表した「箱根駅伝に関する新たな取り組みについて」により、第102回大会から編成方法が変わりました。16名のうち10名は予選会の総合11〜20位の10大学に1枠ずつ割り当てる「チーム枠」、6名は総合21位以下の大学から各校1名ずつ予選会の個人順位で上位6名を選ぶ「その他個人枠」です。

第103回予選会に当てはめると、チーム枠の対象は11位の国士舘大学から20位の日本薬科大学までの10大学で、個人枠の対象は21位以下の25校の選手です。チーム枠の選手は、12月上旬のエントリー締切までに各大学の中で選ばれます。個人枠は、所属大学の総合順位にかかわらず、予選会の個人順位で選ばれます。

あわせて、本選に単独チームまたは連合チームとして2回以上出走した選手は対象外となり、第101回大会までの「1回以上」から変わりました。外国人留学生は引き続き対象外です。関東学生連合は本大会にオープン参加し、記録はチーム・個人とも参考記録として扱われます。

16人の登録から10人の出走へ|エントリーと当日変更の規定

楓
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エントリーの流れは、日付を左から右へ並べた時間軸にすると、登録人数が段階的に絞られていく様子がわかります。最後の2日間は、入れ替えられる人数に上限があります。

エントリーから当日変更まで|16人の登録から10人の出走へ 日程・人数は関東学生陸上競技連盟「第102回大会 要項」による 12月10日 チームエントリー 16名以内 登録できる選手の上限 (各チーム) 12月29日 区間エントリー 10名+補欠6名 正競技者10名を 1〜10区に割り当てる 1月2日(往路) 当日変更 1日4名まで 受付は6時50分まで 正競技者と補欠の 入れ替えのみ 1月3日(復路) 当日変更 2日で計6名まで この日も4名まで 正競技者同士の 区間変更はできない
出典:関東学生陸上競技連盟「第102回東京箱根間往復大学駅伝競走 要項」(第16条・第17条)、「同 競技注意事項」
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

第102回大会の要項では、各チームは12月10日のチームエントリーで16名以内の選手を登録し、12月29日の区間エントリーで1〜10区を走る正競技者10名と補欠競技者6名以内を決めます。区間エントリーの時点で、どの区間を誰が走るかがいったん発表されます。

レース当日は、区間エントリーした正競技者と補欠競技者の入れ替えが認められています。入れ替えは往路・復路を通じて6名まで、1日あたり4名までで、受付は各日の競技開始1時間10分前の6時50分までです。正競技者どうしで区間を入れ替えることはできません。第103回大会の要項は2026年10月20日時点で公表されていないため、日付と人数は第102回大会のものです。

第102回の当日変更は82件|21チームすべてが選手を入れ替えた

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当日変更の数は、チームごとに往路と復路を積み上げた横棒にすると、上限の6件までの余白も一緒に見えます。右側の基準線までの距離に注目してください。

第102回大会の当日の選手変更|21チームの往路・復路別件数 単位:件/出典:箱根駅伝公式「第102回 本選 往路選手変更一覧」「同 復路選手変更一覧」 往路(38件) 復路(44件) 0 1 2 3 4 5 6 3 4 4 4 4 5 4 2 4 4 5 4 4 4 5 4 3 5 4 5 1 青山学院大 國學院大 順天堂大 早稲田大 中央大 駒澤大 城西大 創価大 帝京大 日本大 中央学院大 東海大 神奈川大 東洋大 日本体育大 東京国際大 山梨学院大 東京農業大 大東文化大 立教大 関東学生連合(参考) 上限6件 上限6件は0チーム
出典:箱根駅伝公式「第102回箱根駅伝 本選 往路選手変更一覧」(2026年1月2日)「同 復路選手変更一覧」(2026年1月3日)。チーム別の件数は一覧をもとに集計
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

箱根駅伝公式サイトの選手変更一覧によると、第102回大会の当日の選手変更は、2026年1月2日の往路が38件、3日の復路が44件で、合計82件でした。変更を行ったのは21チームすべてで、往路では19チーム、復路では18チームが変更しています。

チーム別に見ると、5件が5チーム、4件が12チーム、3件が2チーム、2件と1件が各1チームでした。1チームあたりの平均は約3.9件で、上限の6件に達したチームはありませんでした。1日あたりの上限の4件まで入れ替えたのは、復路の1チームだけでした。

繰り上げスタートは何分で起きるか|往路10〜15分・復路20分

楓
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繰り上げの基準時間は、中継所を区間の順に並べて時間を棒の高さにすると、違いがはっきりします。往路の前半と後半、復路で、棒の高さが3段階に分かれます。

繰り上げスタートになる先頭からの遅れ|中継所ごとの基準時間 単位:分/出典:関東学生陸上競技連盟「第102回東京箱根間往復大学駅伝競走 競技注意事項」 往路(1月2日) 1区 2区 3区 4区 5区 大手町 鶴見 戸塚 平塚 小田原 芦ノ湖 スタート フィニッシュ 10分 10分 15分 15分 復路(1月3日) 6区 7区 8区 9区 10区 芦ノ湖 小田原 平塚 戸塚 鶴見 大手町 フィニッシュ 20分 20分 20分 20分 復路のスタート 往路1位から10分以内 のチームは時差スタート それ以外は往路1位の スタートから10分後に 一斉スタート ※ 繰り上げのチームは主催者が用意する黄と白のストライプのたすきを使う(5区・10区は各チーム独自のたすき)
出典:関東学生陸上競技連盟「第102回東京箱根間往復大学駅伝競走 競技注意事項」(3 競技方法・4 中継・5 たすき)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

繰り上げスタートは、前の区間の走者が中継所に着く前に、次の区間の走者が出発する規定です。第102回大会の競技注意事項では、先頭の走者が中継所を通過してから一定の時間を超えて遅れたチームについて、中継所の審判員主任の裁定で次の走者をスタートさせると定めています。

基準の時間は、往路の鶴見・戸塚中継所が10分、平塚・小田原中継所が15分、復路の小田原・平塚・戸塚・鶴見の4中継所が20分です。繰り上げでスタートしたチームは、主催者が用意する黄色と白色のストライプのたすきを使います。ただし5区と10区は、各チーム独自のたすきを使います。

復路のスタートには、繰り上げとは別の規定があります。往路1位のチームのフィニッシュから10分以内に往路を終えたチームは、往路の差のとおりに時差スタートします。それ以外のチームは、往路1位のスタートから10分後に芦ノ湖から一斉にスタートします。また、途中で棄権したチームは、その区間より前の記録が公式に認められ、次の区間からはオープン参加になります。

繰り上げスタートは毎年何チームで起きているか|第92回〜第102回

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11大会分の回数は、大会ごとに2本の棒を並べると、芦ノ湖の一斉スタートと中継所の繰り上げを比べやすくなります。2024年の大会には、出場チーム数が23だった記念大会の印を付けました。

復路の一斉スタートと中継所の繰り上げ|第92回〜第102回の発生数 単位:チーム(延べ)/報道・記録サイトの集計による(公式記録には繰り上げの注記がない) 芦ノ湖の復路一斉スタート 復路の中継所での繰り上げ 0 5 10 15 13 14 第92回 2016 5 7 第93回 2017 5 14 第94回 2018 8 6 第95回 2019 記念大会 9 3 第96回 2020 4 2 第97回 2021 5 3 第98回 2022 7 4 第99回 2023 16 5 第100回 2024 記念大会 7 4 第101回 2025 8 2 第102回 2026 2024 記念大会23チーム ※ 往路の中継所での繰り上げは、この期間では第95回(2019年)の2件のみ(図には含めない)
出典:日本語版Wikipedia各回記事・記録サイトの集計を報道(Number Web 2024年1月10日、THE ANSWER 2026年1月3日)と照合。規定は関東学生陸上競技連盟「第92回 競技注意事項」で確認。第102回の一斉スタートは箱根駅伝公式「過去の記録」の往路タイムから算出。延べ数(同じチームの複数回を含む)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

繰り上げスタートや一斉スタートの回数は、箱根駅伝公式サイトの過去の記録には注記されていません。そこで、報道や記録サイトの集計をもとに、復路の規定が現在と同じであることを一次資料で確認できる第92回大会(2016年)から、第102回大会(2026年)までの11大会を並べました。

11大会で、芦ノ湖の復路一斉スタートは延べ87チーム、復路の中継所での繰り上げは延べ64件でした。一斉スタートは1大会あたり平均約8チーム(87÷11=7.9)です。最も多かったのは第100回大会(2024年)の16チームでした。第100回大会は記念大会で、23チームが出場しています。往路の中継所での繰り上げは、第95回大会(2019年)の2件だけでした。

第102回大会では、一斉スタートが8チーム、中継所の繰り上げが鶴見中継所での2件でした。一斉スタートの8チームは、公式記録の往路タイムで、往路1位の青山学院大学(5時間18分08秒)から10分を超えて往路を終えたチームの数と一致します。

第104回から出場は24チームへ|記念大会は4年に1回に

楓
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チーム数の変更は、変更前と変更後を左右に並べた表にすると、増える場所がはっきりします。通常の大会と記念大会で、それぞれ3チームずつ増えます。

出走チーム数の変更|第103回までと第104回(2028年)から

第104回大会(2028年1月)は記念大会。記念大会は開催回数・西暦ともに4の倍数の年に行い、予選会には全国の大学が参加できる

区分第103回まで第104回から
通常大会の出走チーム21チーム24チーム
通常大会の内訳単独20チーム+関東学生連合単独23チーム+関東学生連合
記念大会の出走チーム23チーム26チーム
記念大会の内訳単独23チーム単独25チーム+日本学生選抜チーム
記念大会の間隔5年に1回4年に1回
出典:関東学生陸上競技連盟「出走チーム数の増加と記念大会の改革について」(2025年12月25日)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

関東学連は2025年12月25日、「出走チーム数の増加と記念大会の改革について」を公表しました。第104回大会から、通常の大会の出走チームは21チームから24チーム(単独23チームと関東学生連合)に、記念大会は23チームから26チーム(単独25チームと日本学生選抜チーム)に増えます。第103回大会は、これまでどおり21チームで行われます。

記念大会の間隔も、5年に1回から4年に1回に変わります。開催回数と西暦がどちらも4の倍数になる年の大会が記念大会となり、次の記念大会は2028年1月の第104回大会です。記念大会の予選会には全国の大学が参加できます。増える出場枠をシード校と予選会通過校にどう分けるかは、同じ文書には書かれていません。

楓のまとめ|出場チームの決まり方と、繰り上げ・当日変更の規定

楓
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ここまでの図解を通して見ると、出場チームの決まり方もレース中の規定も、順位と時間の数字で線が引かれていることがわかります。3つの観察事実に整理します。

箱根駅伝の仕組みを、出場チームの決まり方、当日の選手変更、繰り上げスタートの3つに分けて図解してきました。規定の是非や大学の評価ではなく、要項と公式記録に書かれている数字を観察事実として整理しておきます。

楓の観察整理
3つの観察事実

観察1. 第103回大会に出場する21チームは、第102回大会で総合10位までに入ったシード校10校、2026年10月17日の予選会(45校参加)で上位10名の合計タイムが少なかった10校、予選会で通過しなかった大学の選手16名で編成する関東学生連合で構成されます。予選会の10位と11位の合計タイムの差は1分46秒でした。

観察2. 第102回大会の競技注意事項では、先頭の通過から往路の鶴見・戸塚で10分、平塚・小田原で15分、復路の各中継所で20分を超えて遅れたチームが繰り上げスタートとなります。報道・記録サイトの集計では、第92回から第102回までの11大会で、復路の中継所での繰り上げは延べ64件、芦ノ湖の一斉スタートは延べ87チームでした。

観察3. 第102回大会の当日の選手変更は往路38件・復路44件の計82件で、21チームすべてが変更を行い、上限の6件に達したチームはありませんでした。関東学連は第104回大会(2028年)から、通常の大会を24チーム、記念大会を26チームに増やすと発表しています。

出場チームは前回大会と予選会の順位で、レース中の繰り上げは先頭からの時間で決まり、どちらも要項に書かれた数字で線が引かれています。第103回大会の要項は2026年10月20日時点で公表されていないため、本記事の人数と時間の規定は第102回大会のものです。

よくある質問(FAQ)

楓
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箱根駅伝の規定を読むときは、どの大会の要項に書かれた数字かを確認してください。人数や時間の規定は大会ごとの要項で定められ、関東学生連合の編成のように変わることがあります。

Q1. 関東学生連合とはどのようなチームですか?

予選会で通過しなかった大学の選手で編成する選抜チームです。第102回大会からは、予選会11〜20位の10大学に1枠ずつの「チーム枠」10名と、21位以下の大学から個人順位上位の6名(各校1名)の「その他個人枠」で、計16名を登録します。本選に2回以上出走した選手と外国人留学生は対象外です。本大会にはオープン参加で、記録はチーム・個人とも参考記録になります。

Q2. 当日の選手変更は何人までできますか?

第102回大会の要項では、区間エントリーされた正競技者と補欠競技者の入れ替えに限り、往路・復路を通じて6名まで、1日あたり4名までと定められています。正競技者どうしで区間を入れ替えることはできません。受付は各日のスタートの1時間10分前までです。第102回大会では、21チームで合計82件の変更がありました。

Q3. 繰り上げスタートになると、たすきはどうなりますか?

前の走者のたすきは次の走者に渡らず、次の走者は主催者が用意する黄色と白色のストライプのたすきで走ります。ただし5区と10区は、各チーム独自のたすきを使います(第102回大会の競技注意事項)。途中で棄権した場合は、その区間より前の記録が公式に認められ、次の区間からはオープン参加になります。

🔍 この記事のファクトチェックについて

楓
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当サイトはファクトチェックを実施しています。このページのファクトチェックのエビデンスを以下に掲載します。

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この記事のファクトチェックについて
確認日:2026年10月

記事内の主要な数値・事実について、確認の度合いを4段階で示しています。

✅ 一次確認:公式発表・省庁・原典で直接確認 🔍 二次確認:報道など二次情報で確認 📊 筆者試算:一次データを基にした独自計算 ⚠ 要確認:状況により変わるもの
✅ 一次確認

出場21チーム(20校+関東学生連合)・シード権は総合10位まで・参加資格は本大会と予選会の出場が通算4回未満・チームエントリー16名以内・区間エントリー正競技者10名+補欠6名以内・当日変更は計6名まで(1日4名まで)

関東学生陸上競技連盟「第102回東京箱根間往復大学駅伝競走 要項」 →
✅ 一次確認

繰り上げスタート(往路 鶴見・戸塚10分/平塚・小田原15分、復路20分)・復路の時差スタートと一斉スタート(往路1位から10分)・たすき・途中棄権の扱い・当日変更の受付6時50分

関東学生陸上競技連盟「第102回 競技注意事項」 →
✅ 一次確認

関東学生連合の編成(チーム枠10名・その他個人枠6名・出走上限2回・外国人留学生は対象外・第102回大会から適用)

関東学生陸上競技連盟「箱根駅伝に関する新たな取り組みについて」(2025年6月19日) →
✅ 一次確認

第104回大会から通常大会24チーム・記念大会26チーム、記念大会は4年に1回、第103回大会は21チーム

関東学生陸上競技連盟「出走チーム数の増加と記念大会の改革について」(2025年12月25日) →
✅ 一次確認

第103回予選会 参加45校・1位 東洋大学 10時間31分30秒・10位 法政大学 10時間40分08秒・11位 国士舘大学 10時間41分54秒

箱根駅伝公式「第103回箱根駅伝予選会 総合結果」 →
✅ 一次確認

第102回大会の当日の選手変更 往路38件・復路44件(計82件)

箱根駅伝公式「第102回 本選 往路選手変更一覧」 →
同「復路選手変更一覧」 →
✅ 一次確認

第102回大会の総合1〜10位(第103回大会のシード校)と往路タイム

箱根駅伝公式「過去の記録 第102回(2026年)大会」 →
✅ 一次確認

第100回大会(2024年)は記念大会として23チームが出場

箱根駅伝公式「過去の記録 第100回(2024年)大会」 →
✅ 一次確認

第92回大会(2016年)の競技注意事項で、復路の中継所の繰り上げ20分・復路の一斉スタート10分が現在と同じ

関東学生陸上競技連盟「第92回 競技注意事項」 →
🔍 二次確認

繰り上げスタート・復路一斉スタートの発生数(第92〜102回:復路中継所の繰り上げ延べ64件・一斉スタート延べ87チーム)。公式記録に注記がないため、日本語版Wikipedia各回記事と記録サイトの集計を報道と照合

Number Web(2024年1月10日) →
THE ANSWER(2026年1月3日) →
📊 筆者試算

予選会10位と11位の差 1分46秒(10時間41分54秒−10時間40分08秒)・1人あたり約11秒(106秒÷10人=10.6秒)・1位と10位の差 8分38秒

第103回予選会 総合結果をもとに算出 →
📊 筆者試算

当日の選手変更の1チームあたり平均 約3.9件(82件÷21チーム)

第102回 選手変更一覧をもとに算出 →
📊 筆者試算

第102回大会の復路一斉スタート8チーム(往路1位 5時間18分08秒に10分を加えた5時間28分08秒より遅く往路を終えたチーム数)・11大会の平均 約8チーム(87÷11=7.9)

第102回大会の公式記録(往路タイム)をもとに算出 →
⚠ 要確認

第103回大会(2027年1月)の要項・競技注意事項は2026年10月20日時点で未公表です。本記事のエントリー人数・当日変更・繰り上げ時間は第102回大会の規定で、第103回の要項の公表後に変更がないか確認が必要です。

変更の可能性あり。関東学生陸上競技連盟 第103回大会ページ →
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