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乗降客数が世界一の駅は?|新宿は1日307万人、駅の利用者数ランキングを図解【2026年】

乗降客数が世界一の駅は?|新宿は1日307万人、駅の利用者数ランキングを図解
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楓
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駅の乗降客数は、鉄道会社ごとに数え方が違います。各社の公表値を同じ年度でそろえて駅ごとに足すと、どの駅に何人分が集まっているかを1枚の図で見比べられます。

乗降客数が世界一の駅は、ギネス世界記録が認定している新宿駅です。2024年度の各社の公表値をもとに、JR東日本・京王・小田急・東京メトロ・都営地下鉄の5社分を合わせると、新宿駅の乗降人員は1日平均約307万人になります。24時間でならすと1秒に約36人が乗り降りしている計算で、2位の池袋(約236万人)、3位の渋谷(約215万人)が続きます。

ただし、駅の利用者数は鉄道会社ごとに数え方が違います。JR各社は乗った人だけを数える「乗車人員」を、私鉄や地下鉄は乗った人と降りた人の両方を数える「乗降人員」を公表しています。本記事では、JRの乗車人員を2倍して乗降人員にそろえ、2024年度(2024年4月〜2025年3月)の各社の公表値を駅ごとに足しました。

乗り換えた人は乗り換えのたびに重ねて数えられるため、駅の合計は駅を出入りした人の実数とは一致しません。本記事では、各社の公表値とギネス世界記録、フランスや英国の鉄道統計を、事業者別の積み上げ横棒、数え方の模式図、世界の駅との比較図、コロナ前からの推移で整理します。

EVIDENCE / 可視化pediaの結論

乗降客数が世界一の駅、新宿では1日に何人が乗り降りしている?

5社の公表値を合わせると、1日平均約307万人です。

新宿駅の1日平均乗降人員(5社合計・2024年度) 307万人 JR東日本・京王・小田急・東京メトロ・都営地下鉄の合計。JRは乗車人員を2倍して乗降人員に換算した編集部試算
2位 池袋(4社合計) 236万人 JR東日本・東京メトロ・西武・東武の合計
JR東日本の乗車人員1位 66.7万人 新宿・乗った人だけを数えた公表値
ギネス世界記録の認定値 270万人 新宿・2022年の1日平均(5社)

SOURCE

JR東日本・京王・小田急・東京メトロ・東京都交通局の公表値(2024年度)/Guinness World Records「Busiest railway station」
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

楓の整理
この記事の要点

◆ 世界一の駅としてギネス世界記録に載る新宿は、2024年度の5社の公表値を合わせると1日平均約307万人です(JRは乗車人員を2倍した編集部試算)。
◆ 2位は池袋の約236万人、3位は渋谷の約215万人です。JR東日本の乗車人員だけで見ても、1位は新宿の66万6,809人です。
◆ JR東日本の新宿の乗車人員は2019年度の86.0%の水準です。主要7駅では東京が93.9%、品川が76.3%でした。

出典:JR東日本「各駅の乗車人員 2024年度」、京王・小田急・東京メトロ・東京都交通局ほか各社の公表値(2024年度)、ギネス世界記録。駅の合計は各社の公表値を足した編集部試算です。

本記事は楓が調査・編集しています。掲載情報は執筆時点のものです。数値・制度・サービス内容は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

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乗降客数が多い駅ランキング|新宿・池袋・渋谷の順

楓
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駅ごとの合計は、事業者ごとの値を横に積み上げた棒で見ると、どの会社が何人分を受け持っているかが一目で分かります。JRの部分は乗車人員を2倍した値なので、斜線で区別しています。

主要ターミナル駅の1日平均乗降人員(2024年度・事業者別) 各社の公表値を駅ごとに足した編集部試算。JR各社とつくばエクスプレスは乗車人員を2倍して換算 JR(乗車人員×2) 私鉄・地下鉄(乗降人員) 新宿 307.3万人 JR 133.4 京王 67.0 小田急 45.1 都営新宿線 28.9 都営大江戸線 12.9 メトロ 20.0 池袋 236.4万人 JR 99.8 メトロ 51.8 西武 42.8 東武 41.9 渋谷 214.6万人 JR 64.9 東急田園都市線※ 60.4 東急東横線※ 41.4 京王 28.7 メトロ 19.2 横浜 187.3万人 JR 74.6 相鉄 31.4 東急東横線※ 31.1 京急 29.8 みなとみらい線 20.4 大阪・梅田 参考値 162.3万人 JR 75.1 阪急 45.2 Osaka Metro 42.1 東京 126.8万人 JR 86.9 JR東海 20.0 メトロ 19.9 北千住 115.8万人 JR 39.7 東武 41.3 メトロ 24.1 TX 10.6 品川 88.6万人 JR 57.6 京急 24.2 JR東海 6.8 池袋より 約71万人多い ※ 東急の値は他社線との乗換人員と直通運転の通過人員を含む(東急の注記)。横浜は横浜市営地下鉄を含まない。 ※ 新宿の範囲はギネス世界記録と同じ5社。大阪・梅田は年度・暦年・調査日の値が混ざる参考値。 ※ 合計は各社の値の単純合計で、乗り換えた人は乗り換えのたびに重ねて数えられる。
出典:JR東日本・京王・小田急(小田急エージェンシー掲載値)・東京メトロ・東京都交通局・西武・東武・東急・相鉄・京急・横浜市(みなとみらい線)・JR西日本・阪急・Osaka Metro・JR東海・首都圏新都市鉄道の公表値(2024年度ほか)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

2024年度の各社の公表値を駅ごとに足すと、最も多いのは新宿の約307万人(307.3万人)です。内訳はJR東日本が133.4万人(乗車人員66万6,809人の2倍)、京王が67.0万人、小田急が45.1万人、都営地下鉄が新宿線と大江戸線で41.8万人、東京メトロが20.0万人でした。新宿は2位の池袋より約71万人多く、本記事の8駅で300万人を超えるのは新宿だけです。

2位の池袋は約236万人で、JR東日本・東京メトロ・西武・東武の4社の合計です。東京メトロの池袋(51万8,135人)は東京メトロの全駅の中で1位で、西武と東武もそれぞれ自社の1位が池袋です。3位の渋谷は約215万人で、東急の田園都市線と東横線を合わせた101.8万人が、JR東日本の換算値(64.9万人)を上回ります。東急の値には、他社線との乗換人員と相互直通運転の通過人員が含まれます。

4位の横浜は約187万人で、JR東日本・相鉄・東急・京急・みなとみらい線の5社を足した値です(横浜市営地下鉄は含みません)。東京は約127万人、北千住は約116万人、品川は約89万人でした。大阪・梅田(JR西日本の大阪駅・阪急の大阪梅田駅・Osaka Metroの梅田駅)は約162万人ですが、阪急は2024年の通年平均、Osaka Metroは2024年11月12日の調査日の値のため、参考値として示しています。

日本の鉄道全体で見た営業キロと旅客輸送人員の推移は、日本の鉄道の歴史を年表で図解した記事にまとめています。

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乗車人員と乗降人員の違い|JRの数字は2倍で比べる

楓
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数え方の違いは、1人の乗り降りが公表値に何人として入るかを並べると整理できます。乗り換えた人の扱いも、同じ図で確かめられます。

「乗車人員」と「乗降人員」の数え方の違い 1人が駅で乗り降りしたとき、公表値に何人として入るかを示した模式図 乗車人員(JR東日本・JR西日本・JR東海・つくばエクスプレス) 駅で乗った人だけを数える ↑ 乗った人 → 数える ↓ 降りた人 → 数えない =1人 乗降人員(私鉄・東京メトロ・都営地下鉄) 駅で乗った人と降りた人を両方数える ↑ 乗った人 → 数える ↓ 降りた人 → 数える =2人 駅の合計(本記事の編集部試算) JRの乗車人員を2倍して乗降人員にそろえ、各社の公表値を足す 例:JRで着いて小田急に乗り換えた1人は JRの換算値で1回(降りる)+ 小田急で1回(乗る) =2回数える
出典:JR東日本「各駅の乗車人員」・東京メトロ・東京都交通局・東急・東武の公表値の注記、国土交通省「国土数値情報(駅別乗降客数データ)」
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

JR東日本の公表値には、乗車人員は乗車の人員のみで降車の人員を含まないと注記されています。私鉄や地下鉄の乗降人員は乗った人と降りた人の両方を数えるため、同じ規模の利用でも、乗降人員は乗車人員のおおむね2倍の数字になります。JR東日本の新宿の乗車人員66万6,809人と、京王の新宿の乗降人員67万239人は近い数字ですが、同じ物差しにそろえるとJRは約133万人になります。

駅の合計に入れるときは、会社ごとの注記にも注意が必要です。東急の値は他社線との乗換人員と直通運転の通過人員を含み、東武の乗換接続駅も他社の乗換人員を含めた数字です。東京メトロは他社と共用している駅の値を別の表にしていますが、相手の会社と同じ人を数えるため、本記事の合計には順位表の値だけを使いました。都営地下鉄の新宿は新宿線と大江戸線の値を足しており、両線の間の乗り換えも2回数えています。

国土交通省の「国土数値情報」も、駅別の乗降客数は各社が独自に算出したもので、統一的な基準に基づいたものではないと明記しています。駅の利用者数のランキングは、どの会社の、どの数え方の数字を足したかで結果が変わります。県境を越えて通勤・通学する人の数は、県外通勤通学の流れを図解した記事で都道府県別に整理しています。

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JR東日本の乗車人員ランキング|1位新宿は66.7万人

楓
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JR東日本の公表値は、乗った人だけを数えた数字です。上位20駅を横棒で並べ、本記事で合計を出した駅を濃い色にしています。

JR東日本の乗車人員 上位20駅(2024年度・1日平均) 乗った人だけを数えた公表値(降りた人は含まない)。単位:人 本記事で合計を出した駅 そのほかの駅 1 新宿 666,809 2 池袋 499,128 3 東京 434,564 4 横浜 373,010 5 渋谷 324,414 6 品川 287,939 7 大宮 254,220 8 新橋 231,628 9 秋葉原 221,421 10 北千住 198,732 11 川崎 194,391 12 高田馬場 179,666 13 上野 170,042 14 立川 154,091 15 大崎 145,194 16 浜松町 133,902 17 中野 132,316 18 西船橋 129,904 19 船橋 129,427 20 吉祥寺 128,246
出典:JR東日本「各駅の乗車人員 2024年度」
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

JR東日本が公表する2024年度の乗車人員は、1位が新宿の66万6,809人、2位が池袋の49万9,128人、3位が東京の43万4,564人です。4位の横浜(37万3,010人)、5位の渋谷(32万4,414人)、6位の品川(28万7,939人)までが、本記事で合計を出したターミナル駅です。上位20駅のうち、乗車人員が20万人を超えるのは9位の秋葉原までの9駅です。

10位の北千住は19万8,732人ですが、東武(41万2,717人)、東京メトロ千代田線(24万1,001人)、つくばエクスプレス(乗車人員5万3,202人の2倍)を合わせると約116万人になります。JR東日本の乗車人員の順位と、各社を合わせた駅の合計の順位は一致しません。20位は吉祥寺の12万8,246人でした。同じJRでも利用者の少ないローカル線の側から見る資料として、JR各社の線区別収支を全国マップで整理した記事もあります。

鉄道会社ごとの1位の駅|京王の新宿は67万人

楓
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各社が公表している駅別の値から、それぞれの会社で最も多い駅を表に並べました。数え方の欄で、乗車人員か乗降人員かを確かめながら見てください。

鉄道会社ごとの「1位の駅」(2024年度・1日平均)

単位:人。「乗車」は乗った人だけを数える乗車人員、「乗降」は乗った人と降りた人を数える乗降人員。阪急は2024年の通年平均、JR東海は千人単位の公表値、都営地下鉄は乗車人員と降車人員の合計。※東急は他社線との乗換人員と直通運転の通過人員を含む。

事業者1位の駅1日平均数え方
JR東日本新宿666,809乗車
JR西日本大阪375,503乗車
JR東海名古屋約208,000乗車
京王新宿670,239乗降
東急渋谷(田園都市線)604,246乗降※
東京メトロ池袋518,135乗降
阪急大阪梅田451,568乗降(暦年)
小田急新宿450,952乗降
西武池袋428,121乗降
東武池袋419,499乗降
相鉄横浜314,229乗降
京急横浜297,707乗降
都営地下鉄新宿(新宿線)289,400乗降
京成押上222,826乗降
出典:JR東日本・JR西日本・JR東海・京王・東急・東京メトロ・阪急・小田急(小田急エージェンシー掲載値)・西武・東武・相鉄・京急・東京都交通局・京成の公表値(2024年度ほか)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

自社の駅の中で最も多い駅は、JR東日本・京王・小田急が新宿、東京メトロ・西武・東武が池袋、東急が渋谷、相鉄と京急が横浜でした。京王の新宿(67万239人)は乗降人員、JR東日本の新宿(66万6,809人)は乗車人員で、数字は近くても数え方が違います。

関西では、JR西日本の1位が大阪(乗車人員37万5,503人)、阪急の1位が大阪梅田(2024年の通年平均45万1,568人)です。JR東海の1位は名古屋で、乗車人員は約20万8,000人(千人単位の公表値)でした。名古屋駅は名古屋鉄道などの2024年度の駅別の値をそろえられなかったため、本記事では駅の合計を出していません。

世界の駅と比べると|パリ北駅の約4.4倍

楓
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海外の駅の数字は、運営者ごとに数えている範囲が違います。年間の値をそのまま並べ、棒の下に何を数えた数字かを添えました。

世界の代表駅の年間利用者数(公表値の範囲はそれぞれ違う) 単位:億人/年。各国の運営者が公表している数え方のまま並べたもので、順位は付けていない 新宿(日本) 11.2億人 JR東日本・京王・小田急・東京メトロ・都営の乗降人員の合計(JRは乗車人員×2)・2024年度・編集部試算 パリ北駅(フランス) 2.57億人 SNCF(フランス国鉄)の駅の利用者数・2024年。RATPの地下鉄は含まない ロンドン リバプール・ストリート(英国) 0.98億人 英国本土の鉄道駅で最多。入場と出場の推計・2024年4月〜2025年3月。乗り換えは別集計 ニューヨーク ペン駅(米国) 0.13億人 アムトラック(都市間鉄道)の乗車と降車のみ・2025会計年度。通勤鉄道・地下鉄を含まない
出典:SNCF「Fréquentation en gares」(2024年)/英国鉄道道路局(ORR)「Estimates of station usage 2024-25」/Amtrak「New York State Fact Sheet FY2025」/JR東日本ほか各社の公表値(2024年度)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

ギネス世界記録は、新宿駅を世界で最も利用者の多い駅として認定しています。認定値は2022年の1日平均2,704,703人(約270万人)で、JR東日本・京王・小田急・都営地下鉄・東京メトロの5社分です。同じ5社の2024年度の値を足すと約307万人になりますが、年と算定方法がギネスの認定値とは違うため、2つの数字は並べて示すだけにとどめます。

海外の代表駅の公表値と比べると、フランス国鉄(SNCF)のパリ北駅は2024年に年間2億5,702万人、英国本土で最も利用の多いロンドンのリバプール・ストリート駅は2024年4月〜2025年3月に年間9,800万人でした。新宿の5社合計を年間に直すと約11.2億人で、パリ北駅の約4.4倍にあたります。ニューヨークのペン駅はアムトラックの乗降だけで年間1,304万人のため、比率は出していません。

ギネス世界記録は、新宿に次ぐ駅としてパリ北駅(1日約60万人)を挙げています。SNCFの2024年の年間値を365で割ると1日約70万人で、年や数え方が違うため、ギネスの記載とは一致しません。

コロナ前と比べると|新宿は2019年度の86%

楓
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同じ駅の数字を年度ごとにつなぐと、2020年度に大きく減り、その後少しずつ増えてきた形が見えます。右端の割合は、2019年度を100とした2024年度の水準です。

JR東日本 主要駅の乗車人員の推移(2019〜2024年度) 1日平均・乗車のみ。右端の%は2019年度を100としたときの2024年度の水準 0万 20万 40万 60万 80万 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度 2020 緊急事態宣言 新宿 66.7万(86.0%) 池袋 49.9万(89.3%) 東京 43.5万(93.9%) 横浜 37.3万(88.9%) 渋谷 32.4万(88.6%) 品川 28.8万(76.3%) 北千住 19.9万(89.7%) ※ 東京は2020・2021年度に横浜を下回った。品川は2020年度以降、渋谷を下回っている
出典:JR東日本「各駅の乗車人員」(2019〜2024年度)/内閣官房「新型コロナウイルス感染症 緊急事態宣言の実施状況に関する報告」(令和2年6月)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

JR東日本の新宿の乗車人員は、2019年度の77万5,386人から2020年度に47万7,073人まで減り、2024年度は66万6,809人でした。2024年度の水準は2019年度の86.0%で、主要7駅はいずれも2019年度の値を下回っています。

2019年度と比べた2024年度の水準は、東京が93.9%で最も高く、品川が76.3%で最も低くなっています。北千住は89.7%、池袋は89.3%、横浜は88.9%、渋谷は88.6%でした。2020年4月7日には東京都など7都府県に新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言が出され、4月16日に対象が全都道府県へ広がりました。

楓のまとめ|数字で整理する駅の乗降客数

楓
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ここまでの図を、数え方の違いに気をつけながら3つの観察事実にまとめます。

駅の利用者数は、会社ごとに公表している数字の種類が違い、そのまま並べても比べられません。本記事では2024年度の各社の公表値をそろえ、JRの乗車人員を2倍して駅ごとに足しました。

楓の観察整理
3つの観察事実

観察1. ギネス世界記録が世界一と認定する新宿は、2024年度の5社の公表値を合わせると1日平均約307万人です。2位の池袋は約236万人、3位の渋谷は約215万人で、いずれも各社の値の単純合計(JRは乗車人員を2倍した編集部試算)です。

観察2. 鉄道会社ごとの1位の駅は、JR東日本・京王・小田急が新宿、東京メトロ・西武・東武が池袋です。JRは乗った人だけを数える乗車人員、私鉄と地下鉄は乗った人と降りた人を数える乗降人員を公表しており、数字が近くても数え方が違います。

観察3. JR東日本の新宿の乗車人員は、2019年度の77万5,386人に対し2024年度は66万6,809人で、86.0%の水準です。主要7駅では東京の93.9%が最も高く、品川の76.3%が最も低くなっています。

3つの観察事実を重ねると、「乗降客数が多い駅はどこか」という問いの答えは、どの会社の、どの数え方の数字を足すかによって変わります。本記事の数字は、各社が公表した値を同じ年度でそろえて足した編集部試算として読んでください。

よくある質問(FAQ)

楓
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駅の乗降客数を調べるときに迷いやすい点を、5つにまとめました。数え方の違いと、年度のそろえ方についてです。

Q1. 乗降客数が日本一の駅はどこですか?

新宿駅です。2024年度の各社の公表値をもとに、JR東日本・京王・小田急・東京メトロ・都営地下鉄の5社分を合わせると1日平均約307万人になります(JRは乗車人員を2倍した編集部試算)。JR東日本の乗車人員だけで見ても、新宿は66万6,809人で1位です。

Q2. 乗降客数が世界一の駅はどこですか?

ギネス世界記録は、新宿駅を世界で最も利用者の多い駅(Busiest railway station)として認定しています。認定値は2022年の1日平均2,704,703人で、5社分の合計です。各国の運営者が同じ定義で駅別の数を公表しているわけではないため、本記事では世界の順位表は作らず、パリ・ロンドン・ニューヨークの代表駅の公表値と並べています。

Q3. 「乗車人員」と「乗降人員」はどう違いますか?

乗車人員はその駅で乗った人だけ、乗降人員は乗った人と降りた人の両方を数えた数字です。JR東日本・JR西日本・JR東海は乗車人員を、私鉄・東京メトロ・都営地下鉄は乗降人員を公表しています。乗車人員を2倍すると、乗降人員とおおむね同じ物差しで並べられます。

Q4. 東京駅の乗降客数は何人ですか?

JR東日本(乗車人員43万4,564人の2倍)、JR東海の新幹線(乗車人員約10万人の2倍)、東京メトロ丸ノ内線(19万9,232人)を合わせると、2024年度は1日平均約127万人です。本記事で合計を出した8駅の中では、大阪・梅田の参考値を含めて6番目です。JR東日本の乗車人員では3位です。

Q5. 2025年度の数字は使っていないのですか?

JR東日本の2025年度の各駅の乗車人員は、2026年10月時点で公表されていないため、全社の値を2024年度にそろえました。私鉄の多くは2025年度の値を公表しており、たとえば京王の新宿は68万4,055人です。

🔍 この記事のファクトチェックについて

楓
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当サイトはファクトチェックを実施しています。このページのファクトチェックのエビデンスを以下に掲載します。

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この記事のファクトチェックについて
確認日:2026年10月

記事内の主要な数値・事実について、確認の度合いを4段階で示しています。

✅ 一次確認:公式発表・省庁・原典で直接確認 🔍 二次確認:報道など二次情報で確認 📊 筆者試算:一次データを基にした独自計算 ⚠ 要確認:状況により変わるもの
✅ 一次確認

JR東日本の2024年度の乗車人員(1日平均):新宿666,809人・池袋499,128人・東京434,564人・横浜373,010人・渋谷324,414人・品川287,939人・北千住198,732人。乗車人員は降車の人員を含まない(JR東日本の注記)

JR東日本「各駅の乗車人員 2024年度」 →
✅ 一次確認

ギネス世界記録「Busiest railway station」:新宿駅、2022年の1日平均2,704,703人(JR東日本・京王・小田急・都営地下鉄・東京メトロ)。次点としてパリ北駅(1日約60万人)を記載

Guinness World Records「Busiest railway station」 →
✅ 一次確認

京王の2024年度の1日平均乗降人員:新宿(京王線)670,239人・渋谷(井の頭線)286,940人。2025年度の新宿は684,055人

京王電鉄「駅別一日平均乗降人員」 →
🔍 二次確認

小田急の新宿の2024年度の1日平均乗降人員450,952人(小田急グループの広告会社が「2024年度実績」として掲載)。小田急電鉄の公式サイトは2025年度の値(458,284人・増減率1.6%)のみを掲載

小田急エージェンシー「各駅1日平均乗降人員」 → 小田急電鉄「駅別乗降人員」 →
✅ 一次確認

東京メトロの2024年度の駅別乗降人員順位表:池袋518,135人(1位)・北千住241,001人・新宿199,942人・東京199,232人・渋谷191,505人。合計には他社と共用する駅の表の値を使わず、順位表の値のみを使用

東京メトロ「各駅の乗降人員ランキング(2024年度)」 →
✅ 一次確認

東京都交通局(2024年4月〜2025年3月):新宿 新宿線 乗車145,957人・降車143,443人、大江戸線 乗車62,465人・降車66,475人

東京都交通局「各駅乗降人員一覧」 →
✅ 一次確認

西武の池袋428,121人、東武の池袋(東上線)419,499人・北千住412,717人(いずれも2024年度の1日平均乗降人員。東武は乗換接続駅で他社の乗換人員を含む)

西武鉄道「2024年度 駅別乗降人員」 → 東武鉄道「2024年度 駅別乗降人員」 →
✅ 一次確認

東急の2024年度の1日平均乗降人員:渋谷 田園都市線604,246人・東横線414,186人、横浜(東横線)311,311人。他社線との相互乗換人員と相互直通運転による通過人員を含む

東急電鉄「駅別乗降人員 2024年度」 →
✅ 一次確認

相鉄の横浜314,229人、京急の品川241,688人・横浜297,707人(いずれも2024年度の1日平均乗降人員)

相模鉄道「1日平均乗降人員 2024年度」 → 京浜急行電鉄「駅別1日平均乗降人員 2024年度」 →
✅ 一次確認

JR西日本の大阪375,503人(2024年度・乗車人員)。JR東海の2024年度の乗車人員は名古屋208千人、東京100千人と品川34千人(東京・品川は新幹線のみ)

JR西日本「データで見るJR西日本2025」 → JR東海「ファクトシート2025」 →
✅ 一次確認

阪急の大阪梅田451,568人(2024年の通年平均)、Osaka Metroの梅田(御堂筋線)420,718人(2024年11月12日の交通調査)、京成の押上222,826人、つくばエクスプレスの北千住53,202人(乗車人員)

阪急電鉄「駅別乗降人員 2024年」 → Osaka Metro「路線別乗降人員」 → 京成電鉄「駅別乗降人員 2024年度」 → 首都圏新都市鉄道「1日平均乗車人員」 →
✅ 一次確認

パリ北駅のSNCF年間利用者数257,024,152人(2024年)、ロンドン リバプール・ストリート駅の年間入出場9,800万人(2024年4月〜2025年3月・英国本土で最多)、ニューヨーク ペン駅のアムトラック乗降13,037,414人(2025会計年度)

SNCF「Fréquentation en gares」 → ORR「Estimates of station usage 2024-25」 → Amtrak「New York State Fact Sheet FY2025」 →
✅ 一次確認

2020年4月7日に埼玉・千葉・東京・神奈川・大阪・兵庫・福岡の7都府県に新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言、4月16日に全都道府県へ拡大

内閣官房「緊急事態宣言の実施状況に関する報告」 →
✅ 一次確認

国土交通省の駅別乗降客数データは「各社で独自に算出したもの」で、統一的な基準に基づいたものではないと明記

国土交通省「国土数値情報 駅別乗降客数データ」 →
📊 筆者試算

新宿5社合計 3,073,091人(約307万人)=666,809×2+670,239+450,952+289,400(都営新宿線 145,957+143,443)+128,940(都営大江戸線 62,465+66,475)+199,942。JRの乗車人員を2倍して乗降人員に換算

元データ:JR東日本「各駅の乗車人員 2024年度」ほか各社の公表値 →
📊 筆者試算

池袋 2,364,011人=499,128×2+518,135+428,121+419,499/渋谷 2,145,705人=324,414×2+604,246+414,186+286,940+191,505/横浜 1,872,816人=373,010×2+314,229+311,311+297,707+203,549/東京 1,268,360人=434,564×2+100,000×2+199,232/北千住 1,157,586人=198,732×2+412,717+241,001+53,202×2/品川 885,566人=287,939×2+241,688+34,000×2/大阪・梅田(参考)1,623,292人=375,503×2+451,568+420,718

元データ:東京メトロほか各社の公表値(2024年度) →
📊 筆者試算

みなとみらい線の横浜 203,549人=(乗車38,099,403人+降車36,195,808人)÷365日(横浜市統計書・2024年度の年間値)

横浜市「横浜市統計書 みなとみらい線駅別乗降人員」 →
📊 筆者試算

1秒に約36人=3,073,091÷86,400秒(24時間でならした値。終日運行していない時間帯も含めて割っている)/年間約11.2億人=3,073,091×365=1,121,678,215人/パリ北駅の約4.4倍=1,121,678,215÷257,024,152

元データ:SNCF「Fréquentation en gares」ほか →
📊 筆者試算

2019年度を100とした2024年度の水準:新宿86.0%(666,809÷775,386)・東京93.9%・北千住89.7%・池袋89.3%・横浜88.9%・渋谷88.6%・品川76.3%

元データ:JR東日本「各駅の乗車人員 2019年度」 →
⚠ 要確認

京王の公表ページの「新宿」に京王新線(新線新宿)の利用者が含まれるかは記載がありません。大阪・梅田は年度・暦年・調査日の値を足した参考値です。海外の値は国・事業者ごとに数え方が違います。

変更の可能性あり。京王電鉄「駅別一日平均乗降人員」 →
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