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日本人メジャーリーガーは何人?野茂から32シーズンの推移を図解【2026年】

日本人メジャーリーガーは何人?野茂から32シーズンの推移を図解
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楓
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「日本人メジャーリーガーは何人か」という問いは、1年分の数字より、32シーズン分の棒グラフで見ると形がはっきりします。増えた時期、減った時期、再び増えた現在までを、数え方の違いにも気をつけながら並べていきます。

2026年のシーズンにMLB(メジャーリーグ)の公式戦へ出場した日本人選手は、Baseball-Referenceの9月15日時点の記録で14人です。1995年に野茂英雄さんが出場したときは1人で、最も多かったのは2008年と2009年の18人でした。2026年の14人は、2012年の16人以来の多さです。

本記事では、Baseball-Referenceの「Players by birthplace: Japan」に載る出場記録を選手ごとにシーズンへ展開し、1995〜2026年の32シーズンの人数を集計しました。デビュー人数と累計、投手と野手の内訳、日本野球機構(NPB)のポスティング公示一覧と照らした移籍経路、MLB公式の開幕ロースター発表との違いを、6つの図解と選手一覧表で整理します。

EVIDENCE / 可視化pediaの結論

日本人メジャーリーガーは何人いる?

2026年は14人。2012年以来の多さ。

Peak・過去最多 18人 2008年・2009年にMLB公式戦へ出場した日本人選手 最多 / Peak
Now・2026年 14人 2026年シーズンにMLB公式戦へ出場した日本人選手(2026年9月15日時点) 途中値 / In season
1995 1人 2008 18人 2019 7人 2026 14人

Source

Baseball-Reference「Players by birthplace: Japan」をもとに可視化pedia編集部が集計(2026年9月15日更新時点)

楓の整理
この記事の要点

◆ 2026年にMLB公式戦へ出場した日本人選手は、9月15日時点で14人です。2012年の16人以来の多さで、最多は2008年と2009年の18人でした。
◆ 1964年の村上雅則さんから数えた累計は78人です。2000年までは全員が投手で、野手の初出場は2001年でした。
◆ 78人のうち、NPBのポスティング公示一覧に載る選手は29人です。2020〜2026年にデビューした20人では14人(70.0%)でした。

出典:Baseball-Reference「Players by birthplace: Japan」(2026年9月15日更新)/日本野球機構「ポスティングによる移籍に伴う自由契約選手公示一覧」/MLB公式プレスリリース(2026年3月26日・2025年3月28日)。人数は可視化pedia編集部の集計です。

本記事は楓が調査・編集しています。掲載情報は執筆時点のものです。数値・制度・サービス内容は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

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2026年の日本人メジャーリーガーは何人か|数え方の定義

楓
楓

「何人か」に答える前に、誰をどう数えるかを決めておく必要があります。本記事は「その年に試合へ出たか」で数えるので、登録や契約の人数とは少し違う数字になります。

本記事でいう日本人メジャーリーガーは、日本で生まれ、一般に日本人選手として扱われる選手のうち、MLB公式戦に1試合以上出場した人です。数える単位は「そのシーズンに公式戦へ出場したかどうか」で、契約を結んでいても出場がなければ、その年の人数には入りません。英語版と日本語版のWikipediaの一覧も同じ考え方で、どちらも歴代78人で一致します。

日本で生まれた選手でも、一般に日本人選手として扱われない10人は除いています。デーブ・ロバーツさんや、イ・ジョンフ(李政厚)選手などです。反対に、日本にルーツがあっても海外で生まれた選手は対象に含めていません。

この定義で数えると、2026年9月15日時点で出場記録がある日本人選手は14人で、投手8人、野手5人、二刀流の大谷翔平選手1人という内訳です。2026年はシーズンの途中なので、14人は確定値ではなく、これから初出場する選手がいれば増えます。

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32シーズンで人数はどう動いたか|1人から18人、7人、14人へ

楓
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32シーズン分の人数は、年ごとの棒を1本ずつ並べると、山と谷の位置がそのまま見えます。増えて、減って、また増える形を追ってみてください。

日本人メジャーリーガーの人数(シーズン別・1995〜2026年) 単位:人/そのシーズンにMLB公式戦へ1試合以上出場した日本人選手 0 5 10 15 20 1 2 4 5 7 8 9 13 10 12 15 9 14 18 18 13 13 16 13 12 10 9 8 8 7 9 8 7 8 11 13 14 1995 2000 2005 2008 2010 2015 2020 2026 1995年 野茂英雄が出場 2001年 日本人野手が初出場 最多は18人 斜線の2026年は9月15日時点の値(シーズン途中) 1964年・1965年は村上雅則の1人。1966〜1994年は0人
出典:Baseball-Reference「Players by birthplace: Japan」(2026年9月15日更新)をもとに集計
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

1995年に野茂英雄さんが出場したとき、日本人メジャーリーガーは1人でした。その前は1964年と1965年の村上雅則さんまでさかのぼり、1966〜1994年の29シーズンは0人です。1995年以降は1996年に2人、1997年に4人、2000年に8人と増え、2002年に13人、2005年に15人となりました。

最も多かったのは2008年と2009年の18人です。2010年と2011年は13人、2012年は16人と2桁が続いたあと、2016年からは一桁の年が続き、2019年と2022年は7人でした。2024年に11人と再び2桁になり、2025年は13人、2026年は9月15日時点で14人です。

1995年から2026年までの32シーズンの人数を合計すると、延べ324人になります。1シーズンあたりの平均は約10.1人(324÷32)です。2026年の14人は1995年の14倍(14÷1)で、最多の18人と比べると4人少ない水準です。

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毎年何人がデビューし、累計は何人になったか|歴代78人

楓
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人数の増え方は、その年に初めて出場した人数と、それを積み上げた累計の2段に分けると追いやすくなります。上の棒が毎年の入口、下の線がこれまでの合計です。

毎年のデビュー人数と、累計人数(1995〜2026年) 単位:人/累計は1964年の村上雅則を含む その年に初出場した人数 0 5 1 1 3 1 2 1 2 4 1 4 3 2 5 5 4 2 2 4 2 2 1 1 0 3 1 3 2 1 3 4 3 4 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2026 1964年からの累計人数 0 20 40 60 80 2人 36人 54人 78人 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2026 2017年はデビューが0人で、累計は54人のまま。2026年は9月15日時点
出典:Baseball-Reference「Players by birthplace: Japan」(2026年9月15日更新)をもとに集計
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

その年にMLB公式戦へ初めて出場した日本人選手は、1995〜2026年の各年で0〜5人でした。最も多いのは2007年と2008年の5人で、0人だったのは2017年だけです。2020年代は2023年に3人、2024年に4人、2025年に3人、2026年に4人と、3〜4人の年が続いています。

1964年の村上雅則さんを起点にした累計は、2008年に36人、2017年に54人となり、2026年9月15日時点で78人です。歴代78人のうち、半数を超える42人が2010年までにデビューしています。

英語版Wikipediaの一覧は、表には78人が並ぶ一方で、冒頭の説明文は74人のままです。歴代の人数を引用するときは、更新日と数え方をあわせて確認すると確実です。

投手と野手の内訳はどう変わったか|2000年までは投手だけ

楓
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同じ人数でも、投手と野手の比率は時期によって違います。1本の棒を3色に塗り分けると、野手が加わった年がすぐに分かります。

投手・野手・二刀流の内訳(シーズン別・1995〜2026年) 単位:人/守備位置は Baseball-Reference の主な守備位置による 投手 野手 二刀流(大谷翔平) 0 5 10 15 20 1995 2000 2005 2008 2010 2015 2020 2026 2000年までは全員が投手 2026年 投手8・野手5・二刀流1 野手の初出場は2001年(イチロー、新庄剛志)。斜線の2026年は9月15日時点
出典:Baseball-Reference「Players by birthplace: Japan」(2026年9月15日更新)をもとに集計
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

1995〜2000年に出場した日本人選手は、全員が投手でした。野手が初めて出場したのは2001年で、イチローさんと新庄剛志さんの2人です。その後、野手の人数は2005年と2006年に6人、2007年に7人となり、2008年の8人が最も多い年です。

2006年は投手3人、野手6人で、野手が投手を上回った唯一のシーズンです。2010年代後半から2020年代前半は野手が1〜2人の年が続き、2018年からは投手と打者の両方で出場する大谷翔平選手が加わりました。

2026年は投手8人、野手5人、二刀流1人で、野手5人は2012年の6人以来の多さです。2026年に初出場した野手は、村上宗隆選手、岡本和真選手、西田陸浮選手の3人です。

どの経路でメジャーに移った人が多いか|ポスティングの割合

楓
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移籍の経路は、デビューした時期ごとに分けて割合で並べると、変化が読み取れます。時期によって人数が違うので、横棒の左に人数を添えています。

デビュー時期別に見た、ポスティング移籍の割合 単位:%/分母はその期間にMLB初出場した日本人選手(n=人数) ポスティング(NPBの公示一覧に掲載) それ以外 1995〜1999年 n=8 0.0% 2000〜2004年 n=12 25.0% 2005〜2009年 n=19 21.1% 2010〜2014年 n=12 33.3% 2015〜2019年 n=6 66.7% 2020〜2024年 n=13 69.2% 2025〜2026年 n=7 71.4% 2025〜2026年は2年分(9月15日時点)。1964年の村上雅則は区分外 「それ以外」は海外FA、自由契約、NPBを経ない契約などを含む
出典:Baseball-Reference「Players by birthplace: Japan」(2026年9月15日更新)をもとに集計、日本野球機構「【参考】ポスティングによる移籍に伴う自由契約選手公示一覧」
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

日本野球機構(NPB)の「ポスティングによる移籍に伴う自由契約選手公示一覧」には、1999年3月から2026年1月までの33件が載っています。このうち日本人以外の2件と、MLB公式戦への出場記録がない2件を除くと、出場した日本人選手は29人です。78人に対する割合は37.2%(29÷78)になります。

デビューした時期で分けると、1995〜1999年は8人のうち0人、2000〜2004年は12人のうち3人でした。2015〜2019年は6人のうち4人(66.7%)、2020〜2024年は13人のうち9人(69.2%)、2025〜2026年は7人のうち5人(71.4%)です。1995〜2004年にデビューした20人ではポスティングが3人(15.0%)、2020〜2026年の20人では14人(70.0%)でした。

公示一覧に載らない「それ以外」には、海外FA、自由契約、NPBを経ない契約などが含まれます。公示一覧からは内訳を分けられないため、本記事ではまとめて扱っています。ポスティングで移った29人の元の球団は、西武、ヤクルト、日本ハム、オリックスが各4人で最も多くなっています。

何シーズン出場したか|1シーズンの18人から19シーズンまで

楓
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出場したシーズン数は、人数の分布にすると偏りが分かります。そのうえで、下の一覧表で一人ずつの記録を確かめられるようにしました。

MLBで出場したシーズン数の分布(78人) 単位:人/2026年9月15日時点。2026年に出場した14人は今後シーズン数が増える場合がある 1シーズン 18人 2〜3シーズン 24人 4〜6シーズン 19人 7〜9シーズン 12人 10シーズン以上 5人 10シーズン以上:イチロー19、ダルビッシュ有13、野茂英雄12、松井秀喜10、大家友和10
出典:Baseball-Reference「Players by birthplace: Japan」(2026年9月15日更新)をもとに集計
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

78人の出場シーズン数は、1シーズンが18人(23.1%、18÷78)、2〜3シーズンが24人、4〜6シーズンが19人、7〜9シーズンが12人、10シーズン以上が5人です。中央値は3シーズンでした。2026年に出場した14人は今後もシーズン数が増える可能性があるため、この分布は9月15日時点の途中の値です。

最も長いのはイチローさんの19シーズン(2001〜2019年)で、ダルビッシュ有さんの13シーズン、野茂英雄さんの12シーズンが続きます。10シーズン以上は、ほかに松井秀喜さんと大家友和さんの2人です。下の表は、タブで「2026年に出場した14人」と「歴代78人」を切り替えて確認できます。

区分は主な守備位置です。シーズンはMLB公式戦に出場したシーズン数(2026年は9月15日時点)、初年は初出場の年です。経路の「ポスティング」は日本野球機構の公示一覧に載る選手です。

氏名区分初年シーズン経路
大谷翔平二刀流20189ポスティング
菊池雄星投手20198ポスティング
鈴木誠也野手20225ポスティング
千賀滉大投手20234それ以外
吉田正尚野手20234ポスティング
今永昇太投手20243ポスティング
山本由伸投手20243ポスティング
松井裕樹投手20243それ以外
佐々木朗希投手20252ポスティング
菅野智之投手20252それ以外
今井達也投手20261ポスティング
岡本和真野手20261ポスティング
村上宗隆野手20261ポスティング
西田陸浮野手20261それ以外

出場シーズン数の多い順、同じ数は初年の早い順に並べています。最終は最後に出場した年で、2026は2026年に出場記録がある選手です。○は日本野球機構の公示一覧に載るポスティング移籍の選手です。

氏名区分初年最終シーズンポス
ティング
イチロー野手2001201919○
ダルビッシュ有投手2012202513○
野茂英雄投手1995200812
大家友和投手1999200910
松井秀喜野手2003201210
長谷川滋利投手199720059
上原浩治投手200920179
田澤純一投手200920189
前田健太投手201620259○
大谷翔平二刀流201820269○
田口壮野手200220098
松坂大輔投手200720148○
菊池雄星投手201920268○
松井稼頭央野手200420107
斎藤隆投手200620127
黒田博樹投手200820147
田中将大投手201420207○
マック鈴木投手199620026
伊良部秀輝投手199720026
岡島秀樹投手200720136
岩隈久志投手201220176
青木宣親野手201220176○
吉井理人投手199820025
木田優夫投手199920055
福留孝介野手200820125
川﨑宗則野手201220165
鈴木誠也野手202220265○
佐々木主浩投手200020034
石井一久投手200220054○
大塚晶則投手200420074○
井口資仁野手200520084
城島健司野手200620094
岩村明憲野手200720104○
高橋尚成投手201020134
千賀滉大投手202320264
吉田正尚野手202320264○
新庄剛志野手200120033
五十嵐亮太投手201020123
藤川球児投手201320153
平野佳寿投手201820203
筒香嘉智野手202020223○
今永昇太投手202420263○
山本由伸投手202420263○
松井裕樹投手202420263
村上雅則投手196419652
多田野数人投手200420052
高津臣吾投手200420052
藪恵壹投手200520082
井川慶投手200720082○
小林雅英投手200820092
薮田安彦投手200820092
川上憲伸投手200920102
建山義紀投手201120122
西岡剛野手201120122○
和田毅投手201420152
秋山翔吾野手202020212
有原航平投手202120222○
澤村拓一投手202120222
佐々木朗希投手202520262○
菅野智之投手202520262
柏田貴史投手199719971
小宮山悟投手200220021
野村貴仁投手200220021
中村紀洋野手200520051○
桑田真澄投手200720071
福盛和男投手200820081
高橋建投手200920091
田中賢介野手201320131
村田透投手201520151
牧田和久投手201820181○
山口俊投手202020201○
藤浪晋太郎投手202320231○
上沢直之投手202420241○
小笠原慎之介投手202520251○
今井達也投手202620261○
岡本和真野手202620261○
村上宗隆野手202620261○
西田陸浮野手202620261
出典:Baseball-Reference「Players by birthplace: Japan」(2026年9月15日更新)、日本野球機構「【参考】ポスティングによる移籍に伴う自由契約選手公示一覧」
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

「開幕ロースター」と「シーズン出場」で人数が違う|2008年は16人と18人

楓
楓

同じ年の人数でも、数え方の違う2つの数字を並べると差が見えます。点と点の間の距離が、そのまま数え方による違いです。

同じ年でも数え方で人数が変わる 単位:人/開幕ロースターはMLB公式発表、シーズン出場は本記事の集計 開幕ロースター(負傷者リスト等を含む登録人数) シーズン出場(1試合以上出場した人数) 2008年 開幕16 出場18 2010年 開幕14 出場13 2012年 開幕13 出場16 2025年 開幕12 出場13 2026年(途中) 開幕14 出場14 10人 12人 14人 16人 18人 20人 開幕ロースターはMLBの各年発表(2026年3月26日、2025年3月28日)の記載値 2026年の出場は9月15日時点。人数が同じでも、同じ顔ぶれとは限らない
出典:MLB公式プレスリリース(2026年3月26日、2025年3月28日)、Baseball-Reference「Players by birthplace: Japan」(2026年9月15日更新)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

MLBは毎年、開幕日のロースターに登録された選手と、負傷者リストなどに入っている選手を合わせ、米国外で生まれた選手の人数を国・地域別に発表しています。2026年3月26日の発表では日本は14人で、2010年と並んで過去2番目、最多は2008年の16人とされています。2025年3月28日の発表では12人で、2012年の13人以来の多さでした。

これを本記事のシーズン出場の人数と並べると、2008年は開幕16人に対して出場18人、2012年は開幕13人に対して出場16人でした。2010年は開幕14人、出場13人と、開幕の方が多い年もあります。開幕の数は開幕日の登録で、出場の数はそのシーズンの記録なので、開幕後に初出場した選手や、登録されていても出場しなかった選手の分だけ差が出ます。

2026年はどちらも14人ですが、開幕後の5月25日に初出場した西田陸浮選手は、出場記録で数える本記事の14人に入っています。人数が同じでも、同じ顔ぶれとは限りません。「日本人メジャーリーガーは何人か」を比べるときは、どちらの数え方かを確かめてください。

楓のまとめ|人数は1人から18人、7人を経て14人へ

楓
楓

ここまでの図解を並べると、人数の山と谷、投手と野手の比率、移籍経路の割合が、それぞれ時期によって違うことが確認できます。3つの観察事実に整理してみます。

「日本人メジャーリーガーは何人か」という問いには、数え方と時点を決めると一つの答えが出ます。そのうえで32シーズンの推移を並べると、年ごとの人数だけでなく、投手と野手の比率や移籍経路の割合も時期によって違うことが分かりました。

楓の観察整理
3つの観察事実

観察1. 2026年のシーズンにMLB公式戦へ出場した日本人選手は、9月15日時点で14人でした。1995年の1人から数えると14倍で、2012年の16人以来の多さです。最も多かったのは2008年と2009年の18人でした。

観察2. 1964年の村上雅則さんから2026年までに出場した日本人選手は78人です。2000年までは全員が投手で、野手は2001年に初めて出場し、2026年は野手5人と二刀流の大谷翔平選手が出場しています。

観察3. 78人のうち、日本野球機構のポスティング公示一覧に載る選手は29人でした。1995〜2004年にデビューした20人では3人(15.0%)、2020〜2026年にデビューした20人では14人(70.0%)です。

3つの観察事実を並べると、日本人メジャーリーガーの人数は、1995年の1人から2008年と2009年の18人、2019年と2022年の7人を経て、2026年は9月15日時点で14人となりました。MLBの30球団に対して14人は、2球団に約1人の割合(14÷30=約0.47人)で日本人選手が出場している計算です。人数を見るときは、出場で数えたのか開幕時の登録で数えたのか、いつ時点の数字なのかを確かめてください。

野球の長期の推移は「サッカーと野球の競技人口、40年の推移を比較で図解【2026年】」、プロスポーツ全体の観客動員は「日本のプロスポーツの観客動員、競技別の比較データ【2026年】」でも図解しています。高校野球の記録は「夏の甲子園、優勝回数が最も多い県は大阪の14回【2026年】」、国際大会の歴代記録は「サッカーW杯!過去22大会のデータと歴代優勝国を図解【2026年】」で確認できます。

よくある質問(FAQ)

楓
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日本人メジャーリーガーの人数を調べるときは、数え方(出場か登録か)と時点(いつの数字か)の2点をセットで確認してください。同じ年でも、この2点で数字が変わります。

Q1. 日本人メジャーリーガーは今何人いますか?

2026年のシーズンにMLB公式戦へ出場した日本人選手は、Baseball-Referenceの9月15日時点の記録で14人です。MLBが3月26日に発表した開幕ロースターの日本の選手も14人でしたが、こちらは開幕日の登録と負傷者リストなどを数えたもので、出場の記録とは数え方が異なります。

Q2. これまでに何人の日本人がメジャーリーグでプレーしましたか?

1964年の村上雅則さんから2026年9月15日時点までで78人です。日本で生まれた日本人以外の選手(デーブ・ロバーツさんなど10人)は含めていません。1964年と1965年の村上さんのあと、次に出場した日本人選手は1995年の野茂英雄さんでした。

Q3. ポスティングでメジャーに移った選手は何人ですか?

日本野球機構の「ポスティングによる移籍に伴う自由契約選手公示一覧」に載る日本人選手のうち、MLB公式戦に出場した記録がある人は29人です。一覧には、2000年12月のイチローさんから2026年1月の今井達也選手までが掲載されています。

🔍 この記事のファクトチェックについて

楓
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当サイトはファクトチェックを実施しています。このページのファクトチェックのエビデンスを以下に掲載します。

✦
この記事のファクトチェックについて
確認日:2026年9月

記事内の主要な数値・事実について、確認の度合いを4段階で示しています。

✅ 一次確認:公式発表・省庁・原典で直接確認 🔍 二次確認:報道など二次情報で確認 📊 筆者試算:一次データを基にした独自計算 ⚠ 要確認:状況により変わるもの
✅ 一次確認

日本生まれの選手ごとの出場シーズン数・初年・最終年・主な守備位置(2026年9月15日更新)

Baseball-Reference「Players by birthplace: Japan」 →
✅ 一次確認

1995年に野茂英雄さんが出場(初年1995)/2001年にイチローさん・新庄剛志さんが野手として初出場

Baseball-Reference「Players by birthplace: Japan」 →
✅ 一次確認

2026年に出場記録のある日本人選手14人(最終年2026)

Baseball-Reference「Players by birthplace: Japan」 →
✅ 一次確認

ポスティングによる移籍に伴う自由契約選手の公示(1999年3月〜2026年1月・33件)

日本野球機構「ポスティングによる移籍に伴う自由契約選手公示一覧」 →
✅ 一次確認

2026年開幕ロースターの日本14人・2010年と並ぶ過去2番目・最多は2008年の16人

MLB公式プレスリリース(2026年3月26日) →
✅ 一次確認

2025年開幕ロースターの日本12人・2012年の13人以来の多さ

MLB公式プレスリリース(2025年3月28日) →
🔍 二次確認

日本人選手78人の氏名・デビュー日の一覧(Baseball-Referenceから集計した人数と一致)

Wikipedia(英語)「List of Major League Baseball players from Japan」 →
📊 筆者試算

シーズン別人数(1995〜2026年)・延べ324人(各シーズンの合計)・平均約10.1人(324÷32)・累計78人・ポスティング比率37.2%(29÷78)・15.0%(3÷20)・70.0%(14÷20)・1シーズンのみ23.1%(18÷78)・2026年の1球団あたり約0.47人(14÷30)

Baseball-Reference と日本野球機構の公示一覧をもとに編集部が算出 →
⚠ 要確認

2026年はシーズン途中で、14人は9月15日時点の値です。以後に初出場する選手がいれば人数は変わります。

変更の可能性あり。Baseball-Reference で最新の記録を確認 →
⚠ 要確認

「日本人選手」は日本生まれで一般に日本人選手として扱われる人とし、日本生まれの日本人以外の10人を除いた編集部の定義です。

変更の可能性あり。Baseball-Reference で最新の記録を確認 →
⚠ 要確認

MLBの開幕ロースター発表は登録と負傷者リスト等の人数で、出場記録とは別の数え方です。日本の人数に含まれる選手の顔ぶれは、本記事では照合していません。

変更の可能性あり。Baseball-Reference で最新の記録を確認 →
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