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日本の鉄道の歴史を年表で図解|1872年の開業から新幹線まで、営業キロと輸送人員で見る154年【2026年】

日本の鉄道の歴史を年表で図解|1872年の開業から新幹線まで、営業キロと輸送人員で見る154年
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楓
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鉄道の歴史は、開業や法律の年を並べるだけでなく、線路の長さの数字を同じ年の軸に置くと流れがつかみやすくなります。1872年から2026年までを等間隔に並べ、数字のない年は空白のまま示しました。

日本で最初の鉄道は、1872年10月14日に新橋・横浜間(29km)で開業しました。2026年時点で154年がたっています。国土交通省の鉄道輸送統計年報によると、全国の鉄道・軌道の旅客営業キロは、2025年3月末に27,618.9kmでした。2024年度に鉄道・軌道を利用した旅客は233億7,734万人で、1日あたり約6,405万人にあたります。この人数は、乗り換えで事業者が変わるたびに数える延べ人数です。

本記事では、国土交通省の「鉄道主要年表」に載っている出来事と、「日本鉄道史」「鉄道輸送統計年報」に載っている営業キロを、1本の年表に重ねて整理します。扱うのは日本国内の鉄道と軌道です。営業キロは資料によって数え方が違うため、年度ごとの値として読み、離れた年度の値を同じ物差しでは比べていません。

EVIDENCE / 可視化pediaの結論

日本の鉄道は、いつ始まってどう広がってきたのか?

1872年の新橋・横浜間の開業から154年。旅客営業キロは2025年3月末に27,618.9kmになった。

日本で最初の鉄道が開業してからの年数(1872年→2026年) 154年 1872年10月 新橋・横浜間(29km)の開業 → 2026年時点 営業キロ 27,618.9km / Route length
1872新橋・横浜間の開業 1906鉄道国有法 1964東海道新幹線の開業 1987国鉄の分割・民営化 2025営業キロ27,618.9km

Source

国土交通省「鉄道主要年表」「日本鉄道史」「鉄道輸送統計年報」(2026年10月閲覧)

楓の整理
この記事の要点

◆ 日本で最初の鉄道は、1872年10月に新橋・横浜間(29km)で開業しました。2026年時点で154年です。
◆ 旅客営業キロは2025年3月末に27,618.9kmで、JR旅客会社が19,621.7km、民鉄が7,997.2kmでした。
◆ 2024年度の旅客は233億7,734万人(延べ人数)です。2014年度以降では、2018年度の252億6,949万人が最大でした。

出典:国土交通省「鉄道主要年表」「日本鉄道史」「鉄道輸送統計年報」。年表には、路線の開業と全通、法律と組織の変更、新幹線の開業、技術とサービスの始まりを載せ、事故や災害は載せていません。「営業キロ」は、旅客を乗せて営業している区間の長さです。

本記事は楓が調査・編集しています。掲載情報は執筆時点のものです。数値・制度・サービス内容は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

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鉄道の歴史を1枚の年表で見る|1872年から2026年まで

楓
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上の段に出来事を8点、下の段に営業キロの棒を7本置きました。棒があるのは、資料に営業キロの記載がある年度だけです。棒のない期間も、年の幅はそのまま残しています。

鉄道の年表|出来事と営業キロ(1872〜2026年) 年の間隔は等間隔。下段の棒は、資料に営業キロの記載がある節目の年度の値 主な出来事 1872 新橋・横浜間開業 1889 東海道線全通 1906 鉄道国有法 1927 初の地下鉄開業 1949 日本国有鉄道設立 1964 東海道新幹線開業 1987 国鉄分割・民営化 2024 北陸新幹線敦賀開業 営業キロ 1万km 2万km 0 1880 1900 1920 1940 1960 1980 2000 2020 1890年度 2,252km 1893年度 約3,219km 1906年度 8,047km 1919年度末 13,209km 1936年度末 約26,962km 2025年3月末 27,618.9km 1872年 開業区間は29km この間は棒を置いていない (年度ごとの営業キロを取得していない) 1919年度末は国有鉄道と地方鉄道の計、1936年度末は国有鉄道と地方鉄軌道の計(資料の表記による)
出典:国土交通省「鉄道主要年表」(出来事)/「日本鉄道史」(1890〜1936年度の営業キロ)/「鉄道輸送統計年報」(2025年3月末の旅客営業キロ)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

年表の左端は1872年の新橋・横浜間の開業、右端は2026年です。年の間隔は圧縮していません。出来事は、東海道線が全通した1889年、鉄道国有法が公布された1906年、最初の地下鉄が開業した1927年、東海道新幹線が開業した1964年などを並べています。

下の段の棒は営業キロです。開業区間の29kmから、1890年度に2,252km、1906年度に8,047km、1919年度末に13,209km、1936年度末に約26,962kmとなりました。2025年3月末の旅客営業キロは27,618.9kmです。1936年度末までの値は「日本鉄道史」の文中の数字、2025年3月末の値は統計の数字で、数え方は同じではありません。

1936年度末の次の棒は、2025年3月末です。この間は年度ごとの営業キロを取得していないため、棒を置かずに空白にしています。空白は値を載せていないことを示すもので、営業キロが変わらなかったという意味ではありません。

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開業から鉄道国有法まで|1872年から1906年

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最初の30年あまりは、官設鉄道と私設鉄道が並んで線路を延ばした時期です。年の順に追うと、1906年の鉄道国有法までの流れが見えてきます。

1869年、政府は東京と京都を結ぶ幹線などの鉄道建設を決めました。1872年6月12日に品川・横浜間が仮開業し、同じ年の10月14日に新橋・横浜間(29km)が開業します。1874年には大阪・神戸間が開業しました。

1889年に東海道線の新橋・神戸間が全通し、1891年には日本鉄道会社の東北線が上野・青森間で全通しました。1892年に鉄道敷設法が公布され、1893年には神戸工場で初めての国産機関車が完成します。1895年に開業した京都電気鉄道は、電気鉄道の始まりです。

営業キロは、1890年度に官設鉄道が886km、私設鉄道が1,366kmでした。この年度は、私設鉄道が官設鉄道より480km長くなっています。官設と私設をあわせた路線は、1893年度の約3,219kmから、1906年度には8,047kmになりました。

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国有鉄道と私鉄、最初の地下鉄|1906年から1942年

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この時期は、国の鉄道と民間の鉄道がそれぞれどれだけあったかを見るために、内訳を横棒にしました。4つの時点それぞれで、赤と灰色の長さを見てください。

営業キロの内訳|1890年度から2025年3月末までの4時点 赤は官設鉄道・国有鉄道・JR旅客会社、灰色は私設鉄道・地方鉄道・民鉄。単位:km 1890年度 官設鉄道 886km 私設鉄道 1,366km 計 2,252km 1919年度末 国有鉄道 9,982km 地方鉄道 3,227km 計 13,209km 1936年度末 国有鉄道 約17,422km 地方鉄軌道 9,540km 計 約26,962km 2025年3月末 JR旅客会社 19,621.7km 民鉄 7,997.2km 計 27,618.9km 0 1万km 2万km 3万km 1890年度は私設鉄道が官設鉄道より長い 年度によって資料と数え方が違うため、4本の棒は同じ定義の値ではない
出典:国土交通省「日本鉄道史」(1890年度・1919年度末・1936年度末)/「鉄道輸送統計年報」(2025年3月末)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

1906年3月に鉄道国有法が公布されました。「日本鉄道史」によると、私鉄の買収は1906年から1907年にかけて行われ、主要な私鉄17社、総延長4,800kmが国有になっています。1914年には東京駅が落成しました。

1919年には地方鉄道法が公布されます。1919年度末の営業キロは、国有鉄道が9,982km、地方鉄道が3,227kmでした。あわせると13,209kmで、国有鉄道が75.6%を占めます。

1925年に山手線が環状運転になり、1927年には東京地下鉄道の浅草・上野間が開業しました。日本で最初の地下鉄です。1934年には丹那トンネルが完成し、東海道線が熱海経由になります。1942年には関門鉄道トンネルが竣工しました。

1936年度末の営業キロは、国有鉄道が約17,422km、地方鉄軌道が9,540kmです。あわせて約26,962kmになります。同じ1936年度の旅客輸送人員は、国有鉄道が10億6,000万人、民営鉄道が22億8,000万人でした。

日本国有鉄道と新幹線|1949年から1987年

楓
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戦後は新幹線の開業が続きます。新幹線だけの営業キロを10年ごとの棒にすると、どの時期に区間が加わったかが段差として見えます。

新幹線の営業キロ|1965年度から2025年3月末まで 単位:km。各年度末の値 0 1,000 2,000 3,000 552.6km 1965年度 1,176.5km 1975年度 2,011.8km 1985年度 2,036.5km 1995年度 2,387.1km 2005年度 2,997.1km 2015年度 3,191.8km 2025年3月末 1965年度は552.6km 1965〜2015年度は「新幹線旅客輸送量の推移」、2025年3月末は「鉄道輸送統計年報」の値
出典:国土交通省「新幹線旅客輸送量の推移」(1965〜2015年度)/「鉄道輸送統計年報」(2025年3月末)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

1949年6月、日本国有鉄道が設立されました。1956年には東海道本線の電化が完成します。1964年10月1日に、東海道新幹線の東京・新大阪間が開業しました。新幹線の営業キロは、1965年度に552.6kmです。

1970年に全国新幹線鉄道整備法が公布され、1972年に山陽新幹線の新大阪・岡山間、1975年に岡山・博多間が開業しました。1982年には、東北新幹線の大宮・盛岡間と上越新幹線の大宮・新潟間が開業しています。新幹線の営業キロは、1975年度に1,176.5km、1985年度に2,011.8kmでした。

この間、1976年に国鉄の蒸気機関車が全廃され、1984年には第三セクター鉄道の第一号として三陸鉄道が開業しました。1987年4月1日、国鉄は分割・民営化され、JR7社が誕生します。東海道・山陽新幹線の営業キロは、このときに実際の距離に改められたと、資料の注記にあります。

JR発足から現在まで|1987年から2025年

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最後は、利用した人の数です。資料が2つあり、同じ年度でも値が少し違うため、線を分けて描きました。右側の黒い線の山と谷を見てください。

鉄道・軌道の旅客輸送人員|1965年度から2024年度まで 単位:億人(延べ人数)。資料の違う2本の線はつないでいない 0 100億人 200億人 1970 1980 1990 2000 2010 2020 鉄道統計年報による値(1965〜2010年度・5年ごと) 鉄道輸送統計年報(2014〜2024年度) 1965年度 157億9,700万人 2010年度 227億3,300万人 2020年度 176億6,966万人 2024年度 233億7,734万人 2018年度が最大 252億6,949万人 2つの統計は同じ年度でも値が一致しない(2019年度は252億100万人と251億8,973万人)
出典:国土交通省「旅客輸送量の推移」(鉄道統計年報による・1965〜2010年度)/「鉄道輸送統計年報」(2014〜2024年度)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

1988年に津軽海峡線(青函トンネル)と本四備讃線(瀬戸大橋)が開業しました。1992年には東海道新幹線で「のぞみ」の運行が始まり、山形新幹線の福島・山形間が開業します。新幹線はその後も、1997年から2024年までの間に、秋田・北陸・東北・九州・北海道の各区間が開業しました。

サービスの面では、2001年にJR東日本が「Suica」を始め、2013年に交通系ICカードの全国相互利用が始まりました。2025年3月末の旅客営業キロ27,618.9kmのうち、JR旅客会社は19,621.7km、民鉄は7,997.2kmです。JRのうち新幹線は3,191.8kmでした。

旅客輸送人員は、鉄道統計年報による値で、1965年度が157億9,700万人、2010年度が227億3,300万人です。鉄道輸送統計年報では、2014年度から2024年度までの最大は、2018年度の252億6,949万人でした。2020年度は176億6,966万人で、前年度の70.1%です。2024年度は233億7,734万人で、2018年度の92.5%にあたります。

JRの線区ごとの収支はJRの線区別収支の図解で、JR旅客会社が廃止した区間はJRの廃止区間の図解で、それぞれ別に整理しています。

鉄道の歴史年表|1869年から2025年までの出来事一覧

楓
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図では8点に絞った出来事を、ここでは40行すべて並べます。路線の開業と全通、法律と組織の変更、新幹線の開業、技術とサービスの始まりを載せました。

TIMELINE
鉄道建設の決定から2025年3月末までの出来事と営業キロ
1869年

政府が鉄道の建設を決定した(東京・京都間の幹線と3つの支線)。

1872年

6月12日、品川・横浜間が仮開業。10月14日、新橋・横浜間(29km)が開業した。

1874年

大阪・神戸間が開業。

1889年

東海道線の新橋・神戸間が全通。

1891年

東北線の上野・青森間が全通(日本鉄道会社)。

1892年

鉄道敷設法を公布。

1893年

神戸工場で初めての国産機関車が完成。年度の営業キロは官設・私設あわせて約3,219km。

1895年

京都電気鉄道が開業(電気鉄道の始まり)。

1906年

3月、鉄道国有法を公布。1907年にかけて、主要な私鉄17社(総延長4,800km)を国が買収した。年度の営業キロは8,047km。

1914年

東京駅が落成。

1919年

地方鉄道法を公布。年度末の営業キロは国有鉄道9,982km、地方鉄道3,227km。

1925年

神田・上野間が開通し、山手線が環状運転になった。

1927年

東京地下鉄道の浅草・上野間が開業(日本で最初の地下鉄)。

1934年

丹那トンネルが完成し、東海道線が熱海経由になった。

1936年

年度末の営業キロは国有鉄道 約17,422km、地方鉄軌道9,540km。

1942年

関門鉄道トンネルが竣工。

1949年

日本国有鉄道(JNR)を設立。

1956年

東海道本線の電化が完成。

1964年

東海道新幹線の東京・新大阪間が開業。

1970年

全国新幹線鉄道整備法を公布。

1972年

山陽新幹線の新大阪・岡山間が開業。

1975年

山陽新幹線の岡山・博多間が開業。

1976年

国鉄の蒸気機関車を全廃。

1982年

東北新幹線の大宮・盛岡間、上越新幹線の大宮・新潟間が開業。

1984年

三陸鉄道が開業(第三セクター鉄道の第一号)。

1987年

国鉄を分割・民営化。JR7社が誕生した。

1988年

津軽海峡線(青函トンネル)と本四備讃線(瀬戸大橋)が開業。

1992年

東海道新幹線で「のぞみ」の運行を開始。山形新幹線の福島・山形間が開業。

1997年

秋田新幹線の盛岡・秋田間、北陸新幹線の高崎・長野間が開業。

2001年

JR東日本が「Suica」のサービスを開始。

2002年

東北新幹線の盛岡・八戸間が開業。

2004年

九州新幹線の新八代・鹿児島中央間が開業。

2010年

東北新幹線の八戸・新青森間が開業。

2011年

九州新幹線の博多・新八代間が開業。

2013年

交通系ICカードの全国相互利用サービスを開始。

2015年

北陸新幹線の長野・金沢間が開業。

2016年

北海道新幹線の新青森・新函館北斗間が開業。

2022年

九州新幹線の武雄温泉・長崎間が開業。鉄道開業150周年記念式典を開催。

2024年

北陸新幹線の金沢・敦賀間が開業。

2025年

3月末の旅客営業キロは27,618.9km。2024年度の旅客は233億7,734万人。

出来事の年と名称は、国土交通省の「鉄道主要年表」の表記に合わせました。1872年の2つの日付は、同じ年表に併記されている太陽暦の日付です。旧暦では、仮開業が5月7日、開業が9月12日にあたります。

楓のまとめ|154年を出来事と営業キロで振り返る

楓
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年表と営業キロの棒を重ねると、線路が延びた時期と、新幹線の開業が続いた時期が別々に見えてきます。3つの観察事実に整理します。

1872年の開業から2026年までを、出来事と営業キロ、旅客輸送人員の3つで並べてきました。営業キロは資料によって数え方が違うため、年度ごとの値として扱っています。確認できた事実を3点に整理します。

楓の観察整理
3つの観察事実

観察1. 日本で最初の鉄道は、1872年10月14日に新橋・横浜間(29km)で開業しました。2026年時点で154年です。1889年に東海道線が全通し、1906年に鉄道国有法が公布されました。

観察2. 営業キロは、1890年度に2,252km、1919年度末に13,209km、1936年度末に約26,962kmでした。2025年3月末の旅客営業キロは27,618.9kmで、このうち新幹線は3,191.8kmです。

観察3. 旅客輸送人員は、2014年度以降では2018年度の252億6,949万人が最大です。2020年度は176億6,966万人、2024年度は233億7,734万人でした。

年表に載せた40行のうち、新幹線の開業を含む行は1964年から2024年までの14行です。一方、営業キロの棒は1936年度末までに6本が並び、その次は2025年3月末まで置いていません。年表のどの部分を見るかで、線路の長さと出来事のどちらが前に出るかが変わります。

よくある質問(FAQ)

楓
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年表を読むときは、営業キロの数え方が資料によって違うことと、輸送人員が延べ人数であることの2点を、先に確認してください。

Q1. 日本で最初の鉄道はいつ開業しましたか?

1872年10月14日、新橋・横浜間(29km)で開業しました。その前の6月12日には、品川・横浜間が仮開業しています。国土交通省の年表は旧暦の9月12日で記し、太陽暦の10月14日を併記しています。2026年時点で154年がたっています。

Q2. 日本の鉄道の営業キロはどれくらいですか?

2025年3月末の旅客営業キロは、鉄道と軌道をあわせて27,618.9kmです。JR旅客会社が19,621.7km、民鉄が7,997.2kmで、JRのうち新幹線は3,191.8kmでした。数字は国土交通省の鉄道輸送統計年報(2024年度分)によります。

Q3. 1日あたり約6,405万人は、それだけの人数が毎日乗っているという意味ですか?

いいえ。2024年度の旅客233億7,734万人を365日で割った値で、延べ人数です。同じ人が往復すれば2回、乗り換えで事業者が変われば、そのたびに数えます。人口に対する割合を示す数字ではありません。

🔍 この記事のファクトチェックについて

楓
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当サイトはファクトチェックを実施しています。このページのファクトチェックのエビデンスを以下に掲載します。

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この記事のファクトチェックについて
確認日:2026年10月

記事内の主要な数値・事実について、確認の度合いを4段階で示しています。

✅ 一次確認:公式発表・省庁・原典で直接確認 🔍 二次確認:報道など二次情報で確認 📊 筆者試算:一次データを基にした独自計算 ⚠ 要確認:状況により変わるもの
✅ 一次確認

1872年 新橋・横浜間(29km)の開業(年表の日付は旧暦の9月12日。太陽暦の10月14日を併記)/1889年 東海道線全通/1906年 鉄道国有法の公布/1927年 東京地下鉄道の浅草・上野間が開業

国土交通省「鉄道主要年表」 →
✅ 一次確認

1949年 日本国有鉄道の設立/1964年 東海道新幹線の東京・新大阪間が開業/1987年 国鉄の分割・民営化、JR7社の誕生/2024年 北陸新幹線の金沢・敦賀間が開業

国土交通省「鉄道主要年表」 →
✅ 一次確認

1872年6月12日 品川・横浜間の仮開業/1872年10月14日 新橋・横浜間の開業(いずれも太陽暦)

国立国会図書館「本の万華鏡 鉄道が変えたコト・モノ」 →
✅ 一次確認

1890年度 官設鉄道886km・私設鉄道1,366km/1893年度 約3,219km/1906年度 8,047km/1919年度末 国有鉄道9,982km・地方鉄道3,227km/1936年度末 国有鉄道 約17,422km・地方鉄軌道9,540km

国土交通省「日本鉄道史」 →
✅ 一次確認

鉄道国有法による買収は1906年から1907年にかけて行われ、主要な私鉄17社、総延長4,800kmが国有化された。1936年度の旅客輸送人員は国有鉄道10億6,000万人、民営鉄道22億8,000万人

国土交通省「日本鉄道史」 →
✅ 一次確認

2025年3月末の旅客営業キロ 27,618.9km(JR旅客会社19,621.7km・うち新幹線3,191.8km、民鉄7,997.2km)。2024年度の旅客数量 23,377,337千人、2018年度 25,269,494千人、2020年度 17,669,659千人

国土交通省「鉄道輸送統計年報」(e-Stat) →
✅ 一次確認

輸送人員(鉄道統計年報による):1965年度 15,797百万人/2010年度 22,733百万人/2019年度 25,201百万人

国土交通省「旅客輸送量の推移」 →
✅ 一次確認

新幹線の営業キロ:1965年度 552.6km/1975年度 1,176.5km/1985年度 2,011.8km/2015年度 2,997.1km。東海道・山陽新幹線の営業キロは1987年4月1日に実際の距離に改められた(資料の注記)

国土交通省「新幹線旅客輸送量の推移」 →
📊 筆者試算

経過年数 154年=2026−1872/1日あたり約6,405万人=2024年度の旅客数量 23,377,337千人÷365日。同じ人の往復や乗り換えを重ねて数えた延べ人数を、日数で割った値です。

国土交通省「鉄道輸送統計年報」(e-Stat) →
📊 筆者試算

営業キロの合計:1890年度 2,252km=886+1,366/1919年度末 13,209km=9,982+3,227(国有鉄道の割合 75.6%)/1936年度末 約26,962km=17,422+9,540。1890年度の私設と官設の差 480km=1,366−886

国土交通省「日本鉄道史」 →
📊 筆者試算

2020年度の旅客数量は前年度の70.1%=17,669,659÷25,189,733/2024年度は2018年度の92.5%=23,377,337÷25,269,494/年表40行のうち新幹線の開業を含む行は14行

国土交通省「鉄道輸送統計年報」(e-Stat) →
⚠ 要確認

旅客輸送人員は、鉄道統計年報による値と鉄道輸送統計年報の値が一致しません(2019年度は252億100万人と251億8,973万人)。本記事は2014年度以降を鉄道輸送統計年報の値で示しています。

統計により値が異なります。国土交通省「旅客輸送量の推移」 →
⚠ 要確認

営業キロは、資料と年度によって数え方が違います。1936年度末までの値は「日本鉄道史」の文中の数字で、1919年度末は国有鉄道と地方鉄道、1936年度末は国有鉄道と地方鉄軌道の計です。2025年3月末の値は鉄道と軌道の旅客営業キロです。

数え方が資料により異なります。国土交通省「日本鉄道史」 →
⚠ 要確認

鉄道輸送統計年報は、本記事の執筆時点で2024年度分が最新です。2025年度分が公表されると、営業キロと旅客数量の最新値は変わります。

変更の可能性あり。国土交通省「鉄道輸送統計年報」(e-Stat) →
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