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携帯電話の歴史を年表で図解|自動車電話からスマホまで、契約数で見る47年【2026年】

携帯電話の歴史を年表で図解|自動車電話からスマホまで、契約数で見る47年
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楓
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携帯電話の歴史は、出来事の年表だけでも、契約数のグラフだけでも半分しか見えません。同じ年軸に重ねると、どの出来事がどの水準で起きたのかを1枚でたどれます。

携帯電話の歴史は、1979年12月に東京23区で始まった自動車電話サービスにさかのぼります。総務省の通信白書によると、1979年度末(1980年3月末)の開通数は1,557でした。それから47年後の2025年度末(2026年3月末)、携帯電話の契約数は2億3,745万(事業者の単純合算)に達しています。始点と現在を比べると約15万倍で、人口1人当たりでは約1.9契約にあたります。

本記事では、通信白書・情報通信白書と総務省の情報通信統計データベースをつなぎ、出来事の年表と契約数の推移を1枚の図に重ねました。端末売切制、iモード、iPhone 3G、5Gといった出来事が、契約数のどの水準で起きたのかを順に見ていきます。なお、始点は「開通数」、現在は「契約数」で、定義は同じではありません。この点は図の注記と本文でその都度示します。

EVIDENCE / 可視化pediaの結論

携帯電話は、いつからどれだけ増えたのか?

1979年に自動車電話として始まり、契約数は47年で約15万倍になった。

携帯電話の契約数は何倍になったか
(1979→2025年度末・概数)
15万倍 1979年度末 1,557(開通数)→ 2025年度末 2億3,745万(契約数・単純合算) 人口比 188.24% / Subscriptions
1979自動車電話開始 1987携帯電話サービス開始 1999iモード開始 2008iPhone 3G発売 2026契約2億3,745万

Source

総務省「情報通信統計データベース」「通信白書」「情報通信白書」(2026年10月閲覧)

楓の整理
この記事の要点

◆ 携帯電話は1979年12月の自動車電話として始まりました。1979年度末の開通数1,557に対し、2025年度末の契約数は2億3,745万で、約15万倍です。
◆ 契約数が1,000万を超えたのは1995年度末、1億を超えたのは2007年度末、人口を上回ったのは2011年度末(人口比100.1%)でした。
◆ 通信方式は第1世代が2000年9月、第2世代が2012年7月に終了し、NTTドコモの第3世代(FOMA)は2026年3月31日に終了しました。

出典:総務省「情報通信統計データベース」(令和8年3月末時点)/通信白書(昭和55〜58年版)/情報通信白書(令和元年版)。始点は開通数、現在は事業者の単純合算による契約数で、定義は同一ではありません。

本記事は楓が調査・編集しています。掲載情報は執筆時点のものです。数値・制度・サービス内容は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

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携帯電話はいつ始まり、どこまで増えたか|1979年から2026年までの年表図

楓
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上段に出来事、下段に契約数を置き、年軸は等間隔のままにしました。線がほとんど動かない最初の十数年も、そのまま見えるようにしています。

携帯電話の年表|主な出来事と契約数 上段:主な出来事(8点) 下段:年度末の携帯電話契約数 1979 自動車電話開始 1985 ショルダーホン登場 1987 携帯電話サービス開始 1994 端末売切制の導入 1999 iモード開始 2001 第3世代サービス開始 2008 iPhone 3G発売 2020 5Gサービス開始 0 5,000万 1億 1.5億 2億 2.5億 1980 1990 2000 2010 2020 1979年度末 1,557(開通数) 2025年度末 2億3,745万 2011年度末 人口比100%超 契約数は各年度末(翌年3月末)の値。1979〜1982年度末は自動車電話の開通数・加入数。
出典:総務省「情報通信統計データベース 携帯・PHSの加入契約数の推移(単純合算)」(令和8年3月末時点)、通信白書(昭和55〜58年版)、情報通信白書(令和元年版)、NTTドコモ「沿革」、ソフトバンク プレスリリース。1983〜1987年度末は一次資料で値を確認できていないため、点と線を置いていません。
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

図の上段は主な出来事8点、下段は年度末ごとの契約数です。下段の左端にある1979年度末から1982年度末までの4つの点は、0の線にほぼ重なっています。1982年度末の加入数は1万9,804で、5,000万刻みの縦軸では読み取れない水準でした。

線が立ち上がるのは1994年の前後です。端末売切制が導入された1994年4月の直前、1993年度末の契約数は213万でした。1年後の1994年度末は433万、2年後の1995年度末は1,020万で、2年続けて前年度末の2倍を超えています。

ほかの出来事も同じように水準を読み取れます。iモードが始まった1999年2月の翌月、1998年度末の契約数は4,153万でした。iPhone 3Gが発売された2008年度の年度末は1億748万です。図の右端、2025年度末の2億3,745万は2026年3月末の値です。

線が下向きになった年度は1つもありません。1988年度末から2025年度末までの38時点を並べると、契約数は毎年度、前年度末を上回っています。

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自動車電話の時代|1979年度末の開通数は1,557

楓
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最初の数年は数が小さく、グラフでは線に見えません。この時期は、端末の重さを横棒で比べるほうが変化をつかみやすくなります。

持ち運べる電話の重さ|1985年・1987年・1991年 単位:g(総務省 情報通信白書の記載値) 1985年 ショルダーホン 約3kg 1987年 携帯電話 750g 1991年 mova 約230g 6年で約13分の1(約3kg→約230g)
出典:総務省「令和元年版 情報通信白書」第1部第1章第1節(携帯電話の登場・普及とコミュニケーションの変化)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

自動車電話サービスは1979年12月3日、日本電信電話公社が東京23区で始めました。昭和55年版の通信白書によると、1980年3月末時点の申込数は2,894件、このうち開通数は1,557でした。1980年11月には大阪でもサービスが始まっています。

その後の通信白書には、1980年度末の開通数6,406、1981年度末の加入数1万3,275、1982年度末の加入数1万9,804が記録されています。3年で約12.7倍になりましたが、1982年度末でも2万に届いていません。1983年度末から1987年度末までの5時点は、一次資料で値を確認できていないため、本記事の図と表には載せていません。

この時期の電話は車に載せるものでした。情報通信白書によると、1985年に肩から下げて持ち運べるショルダーホンが登場し、重さは約3kgでした。水を入れた2リットルのペットボトル1.5本分にあたります。1987年にNTTが「携帯電話」の名称でサービスを始めたときの端末は750g、1991年に発売されたmovaは約230gです。

1988年2月には、日本移動通信と関西セルラー電話が第一種電気通信事業の許可を受けました。総務省の統計で年度末の契約数が件単位でそろうのは、この1988年度からです。1988年度末は24万2,888、人口比では0.2%でした。

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1,000万から1億へ|1995年度末から2007年度末まで

楓
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節目の数字を超えた年度を横棒で並べます。棒が長いほど、サービス開始から年数がたっていることを示します。

契約数が節目を超えた年度末|サービス開始からの年数 横棒の長さ=1979年度からの経過年数(総務省の年度末値で判定) 1,000万超 1995年度末(16年) 5,000万超 1999年度末(20年) 1億超 2007年度末(28年) 2億超 2021年度末(42年) 節目の間隔:1,000万→5,000万は4年、5,000万→1億は8年、1億→2億は14年
出典:総務省「情報通信統計データベース 携帯・PHSの加入契約数の推移(単純合算)」(令和8年3月末時点)。各節目を最初に超えた年度末を編集部が判定
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

契約数が初めて1,000万を超えたのは1995年度末で、1979年度から数えて16年後です。その4年後の1999年度末に5,000万を超え、さらに8年後の2007年度末に1億を超えました。最初の1,000万までに16年、そこから1億までは12年です。

この期間には、方式と制度の変更が続きました。1993年3月にデジタル方式(第2世代)のサービスが始まり、1994年4月には端末売切制が導入されて、利用者が端末を所有できるようになりました。1996年には携帯電話の料金認可制が廃止されています。

1999年には、1月に携帯電話とPHSの電話番号が10桁から11桁に変わり、2月にiモードが始まりました。2000年には、携帯電話とPHSを合わせた契約数が固定電話(加入電話とISDN)を上回っています。同じ年にカメラを搭載した端末が登場し、2001年10月には第3世代のFOMAが本格サービスを開始しました。

PHSの契約数は1997年度末の6,727,023件が最大

PHS契約数の推移|1995〜2022年度末 単位:件(総務省の年度末値。2023年度以降は集計なし) 0 200万 400万 600万 800万 2000 2010 2020 1995年度末 1,508,114 1997年度末 6,727,023 2022年度末 63,883 横軸:西暦年(各年度末=翌年3月末の位置)
出典:総務省「情報通信統計データベース 携帯・PHSの加入契約数の推移(単純合算)」(令和8年3月末時点)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

同じ統計表にはPHSの契約数も載っています。PHSは1995年にサービスが始まり、1995年度末は1,508,114件、1996年度末は6,029,691件と、1年で約4倍になりました。年度末値の最大は1997年度末の6,727,023件です。

その後は2013年度末まで375万から585万の間で増減し、2014年度末からは毎年度減っています。2022年度末は63,883件で、総務省の統計表には2023年度以降のPHSの値がありません。

契約数が人口を上回ってから|2011年度末以降

楓
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契約数を人口で割った比率を折れ線にしました。100%の目盛りを超えた年度が、契約数が人口を上回った時点です。

携帯電話契約数の人口比|1988〜2025年度末 単位:%(契約数÷人口。総務省の公表値) 0% 50% 100% 150% 200% 1990 2000 2010 2020 1988年度末 0.2% 2011年度末 100.1% 2025年度末 188.24% 横軸:西暦年(各年度末=翌年3月末の位置)
出典:総務省「情報通信統計データベース 携帯・PHSの加入契約数の推移(単純合算)」(令和8年3月末時点)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

総務省が公表する人口比(契約数を人口で割った値)は、1988年度末の0.2%から上がり続け、2011年度末に100.1%となりました。契約数が人口を上回ったのは、この2011年度末が最初です。その10年後の2021年度末に契約数は2億を超え、2025年度末の人口比は188.24%です。

188.24%は、人口1人当たり約1.9契約にあたります。総務省は2021年12月以降の人口比を、2020年国勢調査の人口1億2,614万6,099人で計算しています。2025年度末の契約数2億3,745万4,140をこの人口で割ると1.88となり、公表値と一致します。

契約数は、人の数ではなく回線の数を数えた統計です。総務省の四半期データには、移動系通信の契約数から通信モジュール(機器に組み込まれた通信回線)を除いた値も掲載されています。内訳ごとの増減は、本記事では扱っていません。

2億3,745万と2億3,131万|2026年3月末に2つの値がある

2026年3月末の携帯電話契約数には、総務省の資料の中に2つの値があります。長期の推移を示す統計表では2億3,745万(事業者の単純合算)、四半期データでは2億3,131万(グループ内取引調整後)です。後者は、同じグループ内の事業者間の取引による重複を調整した値です。

1988年度から続く長期の系列は単純合算でしかそろわないため、本記事の図と表は単純合算の値で統一しました。2つの値の差は約614万です。

通信方式の世代交代|第1世代から5Gまで

楓
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通信方式は、新しい世代が始まってもすぐには切り替わりません。開始と終了を帯で並べると、世代どうしが重なっている期間が見えます。

通信方式の世代|サービスの開始と終了 横軸:西暦年。右端まで続く帯は2026年10月時点で提供中 1980 1990 2000 2010 2020 第1世代(アナログ) 1979年12月〜2000年9月 第2世代(デジタル) 1993年3月〜2012年7月 第3世代(3G) 2001年10月〜2026年3月(NTTドコモ) LTE・第4世代 2010年12月〜 第5世代(5G) 2020年3月〜 終了した方式 提供中の方式
出典:総務省 関東総合通信局「携帯電話」、NTTドコモ「沿革」「FOMAおよびiモードのサービス終了について」、昭和55年版 通信白書。開始月はNTT・NTTドコモのサービス、第1・第2世代の終了月は総務省の記載、第3世代の終了月はNTTドコモのFOMAによる
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

第1世代(アナログ方式)は1979年12月の自動車電話とともに始まり、総務省 関東総合通信局の資料によると2000年9月に終了しました。第2世代(デジタル方式)は1993年3月に始まり、2012年7月に終了しています。第1世代と第2世代が並行していた期間は7年6か月、第2世代と第3世代は10年9か月です。

第3世代は、NTTドコモのFOMAが2001年10月に本格サービスを開始しました。同社は2010年12月にLTE方式のXi、2020年3月に5Gの提供を始めています。FOMAとiモードは2026年3月31日に終了しました。本格サービスの開始から24年6か月です。

総務省の四半期データで方式別の契約数を見ると、2025年6月末の時点で5Gが1億1,571万、LTEが1億1,151万となり、5GがLTEを上回っています(同資料のグラフに記載の値)。2026年3月末は5Gが1億2,632万、LTEが1億885万です。

携帯電話の年表|1979年から2026年までの23の年

楓
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図に載せきれなかった出来事を、年の順にすべて並べます。同じ年の出来事は1行にまとめました。

TIMELINE
自動車電話の開始から第3世代の終了までの出来事
1979年

12月3日、日本電信電話公社が東京23区で自動車電話サービスを開始した。1979年度末(1980年3月末)の開通数は1,557。

1980年

11月、大阪で自動車電話サービスが始まった。1980年度末の開通数は6,406。

1985年

肩から下げて持ち運ぶショルダーホン(約3kg)が登場した。4月、日本電信電話公社が民営化され、日本電信電話(株)が設立された。

1987年

NTTが「携帯電話」の名称でサービスを開始した。端末の重さは750g。

1988年

2月、日本移動通信と関西セルラー電話が第一種電気通信事業の許可を受けた。1988年度末の契約数は24万2,888。

1991年

超小型携帯電話「mova」(約230g)が発売された。

1993年

3月、デジタル800MHz方式のサービスが始まった(第2世代)。

1994年

4月、端末お買い上げ制度(端末売切制)が導入され、利用者が端末を所有できるようになった。

1995年

PHSのサービスが始まった。1995年度末、携帯電話の契約数が1,000万を超えた。

1996年

携帯電話の料金認可制が廃止された。

1999年

1月、携帯電話とPHSの電話番号が10桁から11桁に変わった。2月、iモードが始まった。

2000年

携帯電話とPHSの契約数が固定電話(加入電話とISDN)を上回った。カメラを搭載した携帯電話が登場した。9月、第1世代(アナログ方式)が終了した。

2001年

10月、第3世代のFOMAが本格サービスを開始した。

2004年

パケット定額制のサービスが始まった。

2005年

「おサイフケータイ」のサービスが始まった。

2006年

10月24日、携帯電話の番号ポータビリティ(MNP)が始まった。

2008年

7月11日、iPhone 3Gが日本で発売された。2007年度末に契約数が1億を超えていた。

2009年

Android対応のスマートフォンが発売された。

2010年

12月、LTE方式の「Xi」のサービスが始まった。

2012年

7月、第2世代が終了した。2011年度末(2012年3月末)に契約数の人口比が100.1%となっていた。

2020年

3月、NTTドコモが5Gサービスの提供を開始した。

2025年

6月末時点で、5Gの契約数(1億1,571万)がLTE(1億1,151万)を上回っていた。

2026年

3月31日、NTTドコモのFOMAとiモードが終了した。2025年度末(2026年3月末)の契約数は2億3,745万。

年表の出来事は、総務省の通信白書・情報通信白書、関東総合通信局の資料、事業者の公表資料で年を確認できたものに限っています。個々の機種の発売や料金プランの多くは載せていません。

同じ形式の年表は「ゲーム機の歴史を年表で図解」でも作成しています。国・地域別の利用状況は「世界のインターネット普及率、地域別データ」にまとめました。

年度末の契約数と人口比の一覧(1979〜2025年度末)

時点携帯電話の契約数人口比
1979年度末1,557(開通数)記載なし
1980年度末6,406(開通数)記載なし
1981年度末13,275(加入数)記載なし
1982年度末19,804(加入数)記載なし
1988年度末242,8880.20%
1989年度末489,5580.40%
1990年度末868,0780.70%
1991年度末1,378,1081.10%
1992年度末1,712,5451.40%
1993年度末2,131,3671.70%
1994年度末4,331,3693.50%
1995年度末10,204,0238.10%
1996年度末20,876,82016.60%
1997年度末31,526,87025.10%
1998年度末41,530,00233.10%
1999年度末51,138,94640.70%
2000年度末60,942,40748.00%
2001年度末69,121,13154.50%
2002年度末75,656,95259.60%
2003年度末81,519,54364.20%
2004年度末86,997,64468.50%
2005年度末91,791,94271.80%
2006年度末96,717,92075.70%
2007年度末102,724,56780.40%
2008年度末107,486,66784.10%
2009年度末112,182,92287.80%
2010年度末119,535,34493.30%
2011年度末128,204,758100.10%
2012年度末136,043,361106.20%
2013年度末144,014,699112.50%
2014年度末152,697,747119.20%
2015年度末156,562,122123.20%
2016年度末163,496,760128.60%
2017年度末171,074,475134.60%
2018年度末178,850,091140.72%
2019年度末185,977,613146.33%
2020年度末195,450,892153.78%
2021年度末204,060,101161.76%
2022年度末211,844,256167.94%
2023年度末223,160,098176.91%
2024年度末229,794,999182.17%
2025年度末237,454,140188.24%
各年度末は翌年3月末の値です。1979〜1982年度末は自動車電話の開通数・加入数で、1983〜1987年度末は一次資料で値を確認できていないため掲載していません。1988年度末以降は事業者の単純合算による契約数です。
出典:総務省「情報通信統計データベース 携帯・PHSの加入契約数の推移(単純合算)」(令和8年3月末時点)、通信白書(昭和55〜58年版)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

楓のまとめ|年表から読み取れる3つの観察

楓
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ここまでの図と年表を、3つの観察にまとめます。評価や見通しではなく、資料から読み取れる事実だけを並べます。

携帯電話の47年を、出来事の年表と契約数の線を重ねて見てきました。始点の数、節目を超えた年度、通信方式の入れ替わりの3点に分けて整理します。

楓の観察整理
3つの観察事実

観察1. 1979年度末の開通数は1,557、2025年度末の契約数は2億3,745万で、47年で約15万倍です。1988年度末から2025年度末までの38時点のうち、前年度末を下回った年度はありません。

観察2. 契約数が1,000万を超えるまでに16年、そこから1億までは12年、1億から2億までは14年かかりました。契約数が人口を上回ったのは2011年度末(人口比100.1%)で、2025年度末は188.24%です。

観察3. 通信方式は第1世代が2000年9月、第2世代が2012年7月に終了し、NTTドコモの第3世代(FOMA)は2026年3月31日に終了しました。前の世代と次の世代は、7年半から10年9か月にわたって並行していました。

3つの観察を重ねると、年表の上で目印になる位置が2つあります。契約数が2年続けて倍増した1994年度から1995年度と、人口比が100%を超えた2011年度末です。前者は端末売切制の導入(1994年4月)と同じ時期、後者は第2世代の終了(2012年7月)の4か月前にあたります。出来事と数字を同じ年軸に置くと、こうした前後関係をそのまま確認できます。

よくある質問(FAQ)

楓
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年や数字を引用するときは、時点(年度末か暦年か)と定義(開通数か契約数か、単純合算か調整後か)をあわせて確認してください。

Q1. 日本で携帯電話が始まったのはいつですか?

起点は1979年12月3日に東京23区で始まった自動車電話サービスです。肩から下げて持ち運べるショルダーホンは1985年に登場し、「携帯電話」の名称のサービスは1987年にNTTが始めました。総務省の統計で年度末の契約数が件単位でそろうのは1988年度末(24万2,888)からです。

Q2. 契約数が人口より多いのは、どういうことですか?

契約数は人の数ではなく、回線の数を数えた統計です。総務省の公表値では、2011年度末に人口比が100.1%となり、2025年度末は188.24%でした。四半期データには、移動系通信の契約数から通信モジュールを除いた値も別に掲載されています。

Q3. 3G(第3世代)はいつ終わりましたか?

NTTドコモの第3世代サービス「FOMA」は、iモードとともに2026年3月31日に終了しました。2001年10月の本格サービス開始から24年6か月です。それ以前の世代は、総務省 関東総合通信局の資料によると、第1世代が2000年9月、第2世代が2012年7月に終了しています。

🔍 この記事のファクトチェックについて

楓
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当サイトはファクトチェックを実施しています。このページのファクトチェックのエビデンスを以下に掲載します。

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この記事のファクトチェックについて
確認日:2026年10月

記事内の主要な数値・事実について、確認の度合いを4段階で示しています。

✅ 一次確認:公式発表・省庁・原典で直接確認 🔍 二次確認:報道など二次情報で確認 📊 筆者試算:一次データを基にした独自計算 ⚠ 要確認:状況により変わるもの
✅ 一次確認

自動車電話サービスは1979年12月3日に東京23区で開始。1980年3月末の申込数2,894件、開通数1,557

総務省「昭和55年版 通信白書」第2部第2章第2節 →
✅ 一次確認

自動車電話の加入数は1981年度末1万3,275、1982年度末1万9,804(1980年度末の開通数6,406は昭和56年版に記載)

総務省「昭和58年版 通信白書」第2部第2章第2節 →
✅ 一次確認

携帯電話の契約数は1988年度末242,888、1995年度末10,204,023、2007年度末102,724,567、2021年度末204,060,101、2025年度末237,454,140。人口比は2011年度末100.1%、2025年度末188.24%。PHSは1997年度末6,727,023、2022年度末63,883

総務省「情報通信統計データベース」携帯・PHSの加入契約数の推移(単純合算) →
✅ 一次確認

1985年ショルダーホン(約3kg)、1987年「携帯電話」サービス開始(750g)、1991年mova(約230g)、1994年端末売切制、1996年料金認可制の廃止、1999年1月の番号11桁化、2000年のカメラ搭載端末、2004年パケット定額制、2005年おサイフケータイ、2009年Android対応スマートフォン

総務省「令和元年版 情報通信白書」第1部第1章第1節 →
✅ 一次確認

2000年に携帯電話とPHSの契約数が固定電話(加入電話とISDN)を上回った。PHSは1995年にサービス開始

総務省「平成27年版 情報通信白書」第1部第1章第1節 →
✅ 一次確認

1988年2月、日本移動通信と関西セルラー電話が第一種電気通信事業の許可を受けた

総務省「昭和63年版 通信白書」第1章第2節 →
✅ 一次確認

第1世代は2000年9月にサービス終了、第2世代は2012年7月に終了

総務省 関東総合通信局「携帯電話」 →
✅ 一次確認

1993年3月デジタル800MHz方式、1994年4月端末お買い上げ制度、1999年2月iモード、2001年10月FOMA本格サービス、2010年12月Xi、2020年3月5Gの各開始

NTTドコモ「沿革」 →
✅ 一次確認

携帯電話の番号ポータビリティ(MNP)は2006年10月24日に開始

総務省「番号ポータビリティ(MNP)に関するQ&A」 →
✅ 一次確認

iPhone 3Gは2008年7月11日に日本で発売(2008年6月10日発表)

ソフトバンク プレスリリース(2008年6月10日) →
✅ 一次確認

NTTドコモのFOMAとiモードは2026年3月31日に終了

NTTドコモ「FOMAおよびiモードのサービス終了について」 →
✅ 一次確認

2026年3月末の携帯電話契約数はグループ内取引調整後で2億3,131万、5Gは1億2,632万、LTEは1億885万。2025年6月末の5G 1億1,571万、LTE 1億1,151万は同資料のグラフに記載の値

総務省「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データ(令和7年度第4四半期)」 →
📊 筆者試算

約15万倍=237,454,140÷1,557=152,507.5。人口1人当たり約1.9契約=237,454,140÷126,146,099=1.88。自動車電話の3年で約12.7倍=19,804÷1,557。端末の重さ約13分の1=3,000g÷230g=13.04。単純合算と調整後の差 約614万=2億3,745万−2億3,131万。節目までの年数と世代の並行期間は、上記の年度・年月の差

計算の基礎:総務省「情報通信統計データベース」ほか上記の各資料 →
⚠ 要確認

1983年度末から1987年度末までの契約数は、一次資料で値を取得できていないため掲載していません。契約数と人口比は四半期ごとに更新され、単純合算の値と調整後の値は一致しません。

変更の可能性あり。総務省「情報通信統計データベース」 →
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