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在留外国人はどれだけ増えた?国籍別の推移を図解【2026年】

在留外国人はどれだけ増えた?国籍別の推移を図解
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楓
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「在留外国人はどれだけ増えたか」という問いは、最新の1年の数字だけでなく、70年の長期推移と国籍別・在留資格別・都道府県別の内訳を並べて見ると形がつかめます。数え方の違う2つの「外国人の数」も、定義から整理していきます。

在留外国人数は、出入国在留管理庁が公表する、中長期在留者と特別永住者を合わせた各年12月末の人数です。観光などの短期滞在の人は含みません。2026年3月27日に出入国在留管理庁が公表した2025年末の在留外国人数は412万5,395人で、現行の統計が始まった2012年末の203万3,656人から、13年で約2.0倍になりました(編集部試算)。

出入国在留管理庁は、2025年末の値が過去最高を更新し、初めて400万人を超えたと公表しています。ただし増え方は一直線ではありません。2020年末と2021年末は2年続けて前年を下回り、2022年からは4年続けて、毎年30万人を超えて増えています。2025年末の前年差は35万6,418人(9.5%増)でした。

本記事では、出入国在留管理庁の令和7年末の公表資料などから、1955年からの長期推移と、2012〜2025年の国籍別・在留資格別の推移、47都道府県の分布を図解します。2026年9月29日に公表された令和7年国勢調査の外国人人口384万人との数え方の違いも、定義から整理します。

EVIDENCE / 可視化pediaの結論

日本に住む外国人は何人いるのでしょうか。現行の統計が始まった2012年から、どれだけ増えたのでしょうか。

2025年末は412万5,395人。2012年末の約2.0倍です。

2012年末・全国 在留外国人数(中長期在留者+特別永住者) 203万人 203万3,656人(現行の統計の起点) 統計の起点
2025年末・全国 在留外国人数(中長期在留者+特別永住者) 412万人 412万5,395人(2026年3月27日公表) 最新の公表値
2012 統計の区切り 2019 特定技能の開始 2021 2年続けて減少 2025 初の400万人超

Source

出入国在留管理庁「令和7年末現在における在留外国人数について」(2026年3月27日公表)

楓の整理
この記事の要点

◆ 出入国在留管理庁の在留外国人数(中長期在留者+特別永住者・12月末)は、2012年末の203万3,656人から2025年末は412万5,395人になりました。13年で約2.0倍、209万1,739人の増加です(編集部試算)。
◆ 2020年末と2021年末は前年を下回り、2022年から2025年までは4年続けて前年差が30万人を超えました。国籍別では中国が最も多く、ベトナム、韓国、フィリピン、ネパールが続きます(出入国在留管理庁の区分)。
◆ 統計は2012年7月の在留管理制度の開始で区切られ、それより前の値とは数え方が違います。国勢調査の外国人人口(2025年10月1日・384万人)とも、時点と数え方が異なります。

出典:出入国在留管理庁「令和7年末現在における在留外国人数について」(2026年3月27日公表)/総務省統計局「令和7年国勢調査 人口等基本集計 結果の要約」(2026年9月29日公表)。1955〜2011年の値は総務省 自治行政局国際室の整理資料に基づきます。

本記事は楓が調査・編集しています。掲載情報は執筆時点のものです。数値・制度・サービス内容は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

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在留外国人数は70年でどう変わったか|2012年に統計の区切り

楓
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70年の推移は、数え方の違う3つの区間を線の種類で描き分けると、どこまでが同じ物差しで比べられるかが見えてきます。統計が区切られた年と、特定技能の制度が始まった年に印を付けました。

在留外国人数の長期推移(1955〜2025年) 全国・各年12月末・単位:万人 1985年以前、1990〜2011年、2012年以降は数え方が違い、線の種類で区別しています 外国人登録者数(1955〜1985年・5年おき) 入管庁が現行の定義に近づけて遡った値(1990〜2011年) 在留外国人数(2012年以降・現行の統計) 0 100 200 300 400 万人 1955 1965 1975 1985 1995 2005 2015 2025 2019年 特定技能制度の開始 2012年 在留管理制度の開始(統計の区切り) 1955年 64.1万 1985年 85.1万 1990年 105.3万 2021年 276.1万 412.5万 2025年 出典:出入国在留管理庁「在留外国人統計」(2012年以降)/総務省「地域における外国人との共生の現状について」(1955〜2011年) ※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。
全国・在留外国人数(中長期在留者+特別永住者・各年12月末)。1985年以前は外国人登録者数、1990〜2011年は出入国在留管理庁が現行の定義に近づけて遡った値で、2012年以降とは数え方が違います。1955〜1985年は5年おきの値で、1985年と1990年の間は線をつないでいません。
2012年の印は、2012年7月9日に外国人登録制度が廃止され、在留カードによる在留管理制度が始まった年です。2019年の印は、2019年4月1日に在留資格「特定技能」の制度が始まった年です。
出典:出入国在留管理庁「在留外国人統計」(2012年以降)/総務省 自治行政局国際室「地域における外国人との共生の現状について」(2026年5月29日・1955〜2011年)
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

外国人登録者数で見ると、1955年(昭和30年)は64万1,482人でした。1985年は85万612人で、30年間で約21万人の増加です(編集部試算)。この区間の値は外国人登録者数そのもので、現在の在留外国人数とは数える範囲が違います。

1990年から2011年までは、出入国在留管理庁が、当時の外国人登録者数のうち中長期在留者に該当しうる在留資格の人と特別永住者を数え直した値です。1990年は105万3,041人で、この区間で最も多いのは2008年の214万4,682人、2011年は204万7,349人でした。

2012年7月9日に外国人登録制度が廃止され、在留カードによる在留管理制度が始まりました。統計の対象も中長期在留者と特別永住者に改められ、現行の在留外国人数は2012年末から始まります。現行の統計で見ると、2012年末の203万3,656人から2025年末の412万5,395人まで、13年で209万1,739人増えました(編集部試算)。

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増え方は一直線ではない|前年差で見る13年

楓
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年ごとの増減は、前年との差を縦棒で並べると、前年を下回った年と大きく増えた年がひと目で分かれます。

在留外国人数の前年差(2013〜2025年) 全国・各年12月末の在留外国人数から前年12月末の値を引いた増減・単位:万人(編集部試算) −10 0 +10 +20 +30 +40 万人 +3.3 2013 +5.5 2014 +11.0 2015 +15.1 2016 +17.9 2017 +16.9 2018 +20.2 2019 −4.6 2020 −12.6 2021 +31.5 2022 +33.6 2023 +35.8 2024 +35.6 2025 4年続けて30万人超 出典:出入国在留管理庁「令和7年末現在における在留外国人数について」(2026年3月27日公表) 第1図 ※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。
全国・在留外国人数(中長期在留者+特別永住者・各年12月末)の、前年12月末からの増減。各年末の公表値から編集部が算出しています。
出典:出入国在留管理庁「令和7年末現在における在留外国人数について」(2026年3月27日公表) 第1図
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

前年差を見ると、2013年は3万2,789人の増加で、2015年は11万358人、2019年は20万2,044人と増加幅が広がりました(編集部試算)。2020年末は4万6,021人、2021年末は12万6,481人と、2年続けて前年を下回りました。2021年末の在留外国人数は276万635人です。

2022年末は31万4,578人の増加で、その後も2023年末は33万5,779人、2024年末は35万7,985人、2025年末は35万6,418人と、4年続けて30万人を超えて増えています。2025年の増加数は2024年をわずかに下回り、前年比は2024年の10.5%に対して9.5%でした。

在留資格別の値を並べると、2021年末は前年末と比べて、留学が7万3,071人、技能実習が10万2,077人少なくなっています。2022年末は留学が30万638人、技能実習が32万4,940人で、どちらも前年末を上回りました。在留資格別の内訳は、後の見出しで詳しく見ていきます。

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国籍別の推移|中国が最多、ベトナムは13倍に

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国籍・地域ごとの推移は、上位8の折れ線を重ねると、どの線がどこで交差したかが見えてきます。韓国と朝鮮は、出入国在留管理庁の表のとおり別々に数えています。

国籍・地域別の在留外国人数(2012〜2025年・上位8) 全国・各年12月末・単位:万人 国籍・地域は出入国在留管理庁の区分(韓国と朝鮮は別に集計) 0 20 40 60 80 100 万人 2012 2015 2018 2021 2025 中国 93.0 ベトナム 68.1 韓国 40.7 フィリピン 35.7 ネパール 30.1 インドネシア 26.6 ブラジル 21.0 ミャンマー 18.3 ベトナムは13倍に 朝鮮は2025年末2.2万人で上位8に入りません。ベトナムの13倍は2012年末5.2万人→2025年末68.1万人(編集部試算)。 出典:出入国在留管理庁「令和7年末現在における在留外国人数について」(2026年3月27日公表) 第1表 ※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。
全国・在留外国人数(中長期在留者+特別永住者・各年12月末)の国籍・地域別の値(2025年末の上位8)。国籍・地域は在留カード等の表記によります。
出入国在留管理庁の表では韓国と朝鮮を別に集計しています(朝鮮は2025年末2万2,201人)。「朝鮮」は国名ではなく、在留カード等の表記です。
出典:出入国在留管理庁「令和7年末現在における在留外国人数について」(2026年3月27日公表) 第1表
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

2025年末の国籍・地域別では、中国が93万428人で最も多く、ベトナム68万1,100人、韓国40万7,341人、フィリピン35万6,579人、ネパール30万992人が続きます。上位10の国籍・地域を合わせると348万7,474人で、総数の84.5%です(編集部試算)。

ベトナムは2012年末の5万2,367人から2025年末の68万1,100人へ、13年で約13.0倍になりました。同じ期間にネパールは約12.5倍、インドネシアは約10.4倍、ミャンマーは約22.7倍です(編集部試算)。倍率は、2012年末の人数が少ない国籍・地域ほど大きく出ます。韓国は2012年末の48万9,431人から8万2,090人少なくなりました。

出入国在留管理庁の国籍・地域の区分では、ベトナムが韓国を上回ったのは2020年末、ネパールがブラジルを上回ったのは2024年末、インドネシアがブラジルを上回ったのは2025年末でした。2012年より前の外国人登録者数では、2007年末に中国(60万6,889人)が韓国・朝鮮(59万3,489人)を上回っています。

国籍の構成はどう変わったか

国籍・地域別の構成比(2012年末と2025年末) 全国・在留外国人数に占める割合 2025年末は出入国在留管理庁の公表値、2012年末は編集部試算 2012年末 32.1% 24.1% 10.0% 9.4% 19.1% 2025年末 22.6% 9.9% 16.5% 8.6% 7.3% 6.4% 19.2% 中国32%→23% 国籍・地域 2012年末 2025年末 増減数(2012→2025年) 中国 32.1% 22.6% +277,833人 韓国 24.1% 9.9% −82,090人 ベトナム 2.6% 16.5% +628,733人 フィリピン 10.0% 8.6% +153,594人 ブラジル 9.4% 5.1% +19,405人 ネパール 1.2% 7.3% +276,921人 インドネシア 1.3% 6.4% +240,537人 ミャンマー 0.4% 4.4% +174,521人 その他 19.1% 19.2% +402,285人 その他は上位8以外の国籍・地域の合計(朝鮮・スリランカ・台湾などを含む)。 出典:出入国在留管理庁「令和7年末現在における在留外国人数について」(2026年3月27日公表) 第1表 ※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。
全国・在留外国人数に占める国籍・地域別の割合。2025年末は出入国在留管理庁の公表値、2012年末は同庁の値から編集部が算出しています。増減数は倍率ではなく人数で示しています。
出典:出入国在留管理庁「令和7年末現在における在留外国人数について」(2026年3月27日公表) 第1表
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

国籍・地域別の構成比は、2012年末は中国32.1%、韓国24.1%、フィリピン10.0%、ブラジル9.4%で、この4つを合わせると75.5%でした(編集部試算)。2025年末は中国22.6%、ベトナム16.5%、韓国9.9%、フィリピン8.6%、ネパール7.3%、インドネシア6.4%で、上位の顔ぶれと割合が入れ替わっています。上位8以外の国籍・地域の合計は、2012年末の19.1%から2025年末は19.2%でした。

在留資格別に見る|永住者がおよそ4人に1人

楓
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在留資格ごとの内訳は、年ごとの帯を積み上げて並べると、どの区分の幅が広がったかを比べられます。

在留資格別の在留外国人数(2020〜2025年) 全国・各年12月末・単位:万人 特別永住者は中長期在留者とは別の地位で、在留資格の一覧とは別に集計されています 永住者 特別永住者 技術・人文知識・国際業務 留学 技能実習 特定技能 家族滞在 定住者 その他 2020年 288.7万 2021年 276.1万 2022年 307.5万 2023年 341.1万 2024年 376.9万 2025年 94.7 47.6 46.5 45.7 39.0 35.3 412.5万 特定技能は約25倍 特定技能の約25倍は2020年末1万5,663人→2025年末39万296人(編集部試算)。その他は日本人の配偶者等・特定活動ほか。 出典:出入国在留管理庁「令和7年末現在における在留外国人数について」(2026年3月27日公表) 第3表 ※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。
全国・在留外国人数(各年12月末)の在留資格別の内訳。特別永住者は中長期在留者とは別の地位です。その他は日本人の配偶者等・特定活動・永住者の配偶者等ほかの合計です。
出典:出入国在留管理庁「令和7年末現在における在留外国人数について」(2026年3月27日公表) 第3表
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

2025年末の在留資格別では「永住者」が94万7,125人で最も多く、在留外国人のおよそ4人に1人(23.0%)にあたります。続いて技術・人文知識・国際業務が47万5,790人、留学が46万4,784人、技能実習が45万6,618人、特定技能が39万296人でした。

特定技能は2019年4月1日に制度が始まった在留資格で、2020年末の1万5,663人から2025年末は39万296人と、約25倍になりました(編集部試算)。2025年末の内訳は、特定技能1号が38万2,341人、2号が7,955人です。技能実習は2024年末の45万6,595人に対して、2025年末は45万6,618人でした。

特別永住者は、「日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法」(入管特例法)に基づく地位で、中長期在留者とは別に集計されています。2020年末の30万4,430人から2025年末は26万6,896人で、総数に占める割合は6.5%です。永住者と特別永住者を合わせると121万4,021人(29.4%)です(編集部試算)。

都道府県別に見る|東京都に全国の19.4%

楓
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47都道府県の分布は、タイルマップにすると、色の濃いタイルがどの地域に集まっているかを一度に見渡せます。人数は人口規模の影響を受ける点に注意して見てください。

都道府県別の在留外国人数(2025年12月末) 全国・在留外国人数(中長期在留者+特別永住者)。人数は人口規模の影響を受け、人口に占める割合ではありません 📖 凡例 / HOW TO READ タイル色=在留外国人数(5階調・単位:万人) ← 在留外国人数が多い 少ない → 20.0 以上 (最も多い) 8.0 〜 20.0 未満 3.0 〜 8.0 未満 1.5 〜 3.0 未満 1.5 未満 (最も少ない) データ出所 公式 =出入国在留管理庁 在留外国人統計(2025年12月末) 独自 =なし(47都道府県すべて公表値) 北海道 7.7 青森 0.9 秋田 0.6 岩手 1.3 山形 1.1 宮城 3.3 福島 2.2 沖縄 3.3 石川 2.3 富山 2.6 新潟 2.7 福井 2.2 岐阜 8.1 長野 5.1 山梨 2.5 愛知 35.8 静岡 13.2 群馬 9.0 栃木 6.2 埼玉 29.1 茨城 11.2 東京 80.1 神奈川 31.7 千葉 26.0 滋賀 4.6 京都 9.3 兵庫 15.5 大阪 37.5 奈良 2.2 三重 7.4 和歌山 1.2 鳥取 0.7 島根 1.2 岡山 4.2 広島 7.3 山口 2.3 香川 2.2 愛媛 2.0 徳島 1.0 高知 0.7 福岡 12.6 長崎 1.7 佐賀 1.3 大分 2.3 熊本 3.2 宮崎 1.3 鹿児島 2.1 在留外国人数 上位8 1. 東京 公式 80.1万人 2. 大阪 公式 37.5万人 3. 愛知 公式 35.8万人 4. 神奈川 公式 31.7万人 5. 埼玉 公式 29.1万人 6. 千葉 公式 26.0万人 7. 兵庫 公式 15.5万人 8. 静岡 公式 13.2万人 在留外国人数 下位8 47. 秋田 公式 0.6万人 46. 鳥取 公式 0.7万人 45. 高知 公式 0.7万人 44. 青森 公式 0.9万人 43. 徳島 公式 1.0万人 42. 山形 公式 1.1万人 41. 和歌山 公式 1.2万人 40. 島根 公式 1.2万人 出典:出入国在留管理庁「令和7年末現在における在留外国人数について」(2026年3月27日公表)都道府県別 ※ 住所が未定・不詳の7,228人はタイルに含めていません。 ※ タイルとパネルの数値は万人(小数第1位に四捨五入)。人数は人口に占める割合ではありません。
全国・在留外国人数(中長期在留者+特別永住者・2025年12月末)の都道府県別の人数。人口に占める割合ではありません。住所が未定・不詳の7,228人は含めていません。
出典:出入国在留管理庁「令和7年末現在における在留外国人数について」(2026年3月27日公表) 都道府県別
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

2025年末の都道府県別では、東京都が80万1,438人で最も多く、全国の19.4%を占めます。前年末より6万2,492人(8.5%)多い値です。在留外国人のおよそ5人に1人が東京都に住んでいる計算です(編集部試算)。2位は大阪府37万5,319人、3位は愛知県35万7,800人、4位は神奈川県31万7,353人、5位は埼玉県29万937人でした。

上位6都府県(東京都・大阪府・愛知県・神奈川県・埼玉県・千葉県)を合わせると240万2,510人で、全国の58.2%です(編集部試算)。最も少ないのは秋田県の6,333人で、鳥取県6,511人、高知県7,355人、青森県9,419人、徳島県9,717人が続きます。

タイルマップの色は人数の多さを表していて、人口に占める割合ではありません。12月末の在留外国人数と10月1日の人口は時点が違うので、本記事では都道府県別の割合を計算していません。都道府県の人口の規模は「都道府県の人口ランキングと推移」で図解しています。

「在留外国人数」と「国勢調査の外国人人口」の違い

楓
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数え方の違う2つの「外国人の数」は、長さを比べるグラフにはせず、定義のカードと項目の表として並べました。

2つの「外国人の数」の定義

調べる時点・数え方・対象がそれぞれ違うので、2つの値を同じ物差しで比べることはできません。

在留外国人数

出入国在留管理庁「在留外国人統計」

412万5,395人

2025年12月末・2026年3月27日公表

中長期在留者と特別永住者を、在留カード等の記録から集計した人数

外国人人口

総務省統計局「国勢調査」

384万人

2025年10月1日・総人口の3.1%・2026年9月29日公表

3か月以上住んでいるか住むことになっている外国人を、調査票で数えた全数調査の結果

項目在留外国人数外国人人口
(国勢調査)
調べる時点12月末(6月末の値もあわせて年2回公表)10月1日(5年ごと)
数え方在留カード等の記録の集計調査票による全数調査
対象中長期在留者と特別永住者。観光などの短期滞在、在留期間3か月以下、「外交」「公用」の在留資格の人は含まない3か月以上住んでいるか住むことになっている外国人。外国の外交使節団・領事機関の構成員、外国軍隊の軍人・軍属とその家族は除く
公表主体出入国在留管理庁総務省統計局
出典:出入国在留管理庁「令和7年末現在における在留外国人数について」(2026年3月27日公表)/総務省統計局「令和7年国勢調査 人口等基本集計 結果の要約」(2026年9月29日公表)/総務省統計局「令和7年国勢調査の概要」
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

2026年9月29日に総務省統計局が公表した令和7年国勢調査の人口等基本集計では、2025年10月1日現在の外国人人口は384万人で、総人口の3.1%でした。2020年の前回調査からは109万4千人(39.8%)増えています。総人口に占める3.1%は、およそ32人に1人にあたります(編集部試算)。

国勢調査は、10月1日現在で3か月以上住んでいるか、住むことになっている人を、外国人も含めて調査票で数える全数調査です。外国政府の外交使節団・領事機関の構成員とその家族、外国軍隊の軍人・軍属とその家族は対象外です。

一方、在留外国人数は、出入国在留管理庁が在留カード等の記録から集計する12月末の人数で、中長期在留者と特別永住者を対象にしています。調べる時点も数え方も違うので、2つの数を差し引いて比べることはできず、どちらか一方が正しいというものでもありません。

年別・国籍別・都道府県別の一覧

楓
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年ごとの正確な値は、下の一覧で確認できます。年別・国籍別・都道府県別を切り替えて見られます。

一覧の在留外国人数は、出入国在留管理庁の各年12月末の値です。年別の前年差と前年比、国籍別の増減数は編集部が算出しました。国籍・地域は同庁の表の主要20の国籍・地域を、都道府県は47都道府県をすべて掲載しています。

在留外国人数(中長期在留者+特別永住者・各年12月末)。前年差と前年比は公表値から編集部が算出した値です。2012年より前は数え方が違うので掲載していません。

年末在留外国人数前年差前年比
2012
平成24
2,033,656起点起点
2013
平成25
2,066,445+32,789+1.6%
2014
平成26
2,121,831+55,386+2.7%
2015
平成27
2,232,189+110,358+5.2%
2016
平成28
2,382,822+150,633+6.7%
2017
平成29
2,561,848+179,026+7.5%
2018
平成30
2,731,093+169,245+6.6%
2019
令和元
2,933,137+202,044+7.4%
2020
令和2
2,887,116−46,021−1.6%
2021
令和3
2,760,635−126,481−4.4%
2022
令和4
3,075,213+314,578+11.4%
2023
令和5
3,410,992+335,779+10.9%
2024
令和6
3,768,977+357,985+10.5%
2025
令和7
4,125,395+356,418+9.5%

出入国在留管理庁の表の主要20の国籍・地域(2025年末の多い順)。韓国と朝鮮は別に集計されています。増減数は編集部が算出した値です。

国籍・地域2012年末2025年末増減数
総数2,033,6564,125,395+2,091,739
中国652,595930,428+277,833
ベトナム52,367681,100+628,733
韓国489,431407,341−82,090
フィリピン202,985356,579+153,594
ネパール24,071300,992+276,921
インドネシア25,532266,069+240,537
ブラジル190,609210,014+19,405
ミャンマー8,046182,567+174,521
スリランカ8,42879,128+70,700
台湾22,77573,256+50,481
米国48,36169,787+21,426
タイ40,13367,097+26,964
インド21,65458,999+37,345
ペルー49,25549,020−235
バングラデシュ8,62244,938+36,316
パキスタン10,59934,911+24,312
カンボジア2,86228,957+26,095
英国14,65322,428+7,775
朝鮮40,61722,201−18,416
モンゴル4,83721,359+16,522

2025年12月末の都道府県別の在留外国人数。構成比は全国の在留外国人数(412万5,395人)に占める割合で、人口に占める割合ではありません。

順位都道府県人数構成比
1東京都801,43819.4%
2大阪府375,3199.1%
3愛知県357,8008.7%
4神奈川県317,3537.7%
5埼玉県290,9377.1%
6千葉県259,6636.3%
7兵庫県155,0193.8%
8静岡県132,1003.2%
9福岡県125,5013.0%
10茨城県111,8082.7%
11京都府92,5632.2%
12群馬県89,6702.2%
13岐阜県80,7662.0%
14北海道77,4011.9%
15三重県73,5511.8%
16広島県72,6281.8%
17栃木県61,8781.5%
18長野県50,6551.2%
19滋賀県46,1801.1%
20岡山県41,8401.0%
21沖縄県33,4020.8%
22宮城県32,9030.8%
23熊本県32,3720.8%
24新潟県26,7240.6%
25富山県26,2960.6%
26山梨県25,3130.6%
27石川県23,4980.6%
28大分県23,0270.6%
29山口県22,5390.5%
30香川県21,7910.5%
31奈良県21,6230.5%
32福島県21,5980.5%
33福井県21,5090.5%
34鹿児島県21,4800.5%
35愛媛県20,2820.5%
36長崎県17,4770.4%
37宮崎県12,9810.3%
38佐賀県12,8410.3%
39岩手県12,5260.3%
40島根県11,9400.3%
41和歌山県11,5290.3%
42山形県11,1110.3%
43徳島県9,7170.2%
44青森県9,4190.2%
45高知県7,3550.2%
46鳥取県6,5110.2%
47秋田県6,3330.2%
順位外未定・不詳7,2280.2%
出典:出入国在留管理庁「令和7年末現在における在留外国人数について」(2026年3月27日公表) 第1図・第1表・都道府県別
※ 公式データをもとに、可視化pedia編集部が独自に集計・編集したものです。

楓のまとめ|長い増加と、一直線ではない動き

楓
楓

70年の推移、国籍別・在留資格別・都道府県別の内訳、2つの数の定義を並べると、同じ「外国人の数」でも物差しによって見え方が変わります。3つの観察事実に整理します。

「在留外国人はどれだけ増えたか」という問いに、本記事では総数・前年差・国籍・在留資格・都道府県の物差しで図解を並べてきました。数字の大小に評価を加えず、見えてきた形を観察事実として整理しておきます。

楓の観察整理
3つの観察事実

観察1. 出入国在留管理庁の在留外国人数は、2012年末の203万3,656人から2025年末の412万5,395人へ、13年で約2.0倍になりました。2020年末と2021年末は前年を下回り、2022年からは4年続けて前年差が30万人を超えています。

観察2. 国籍・地域別では中国が93万428人で最も多い一方、構成比は2012年末の32.1%から2025年末は22.6%になりました。ベトナムは約13.0倍の68万1,100人、韓国は8万2,090人少ない40万7,341人で、出入国在留管理庁の区分では2020年末にベトナムが韓国を上回っています。

観察3. 在留資格別では永住者がおよそ4人に1人、都道府県別では東京都がおよそ5人に1人を占めます。国勢調査の外国人人口(2025年10月1日・384万人)は、時点も数え方も在留外国人数とは違う、別の統計の数です。

在留外国人数の推移は、70年の長い増加と、2020年末・2021年末の減少をはさむ一直線ではない動きの組み合わせとして現れます。「どれだけ増えたか」への答えは、どの統計の、どの時点の、どの区分の数を見るかで形が変わる点も含めて読むと、数字の意味がつかみやすくなります。

関連する記事として、日本で学ぶ留学生の推移は「留学生数の推移」、訪日外国人の消費額は「訪日外国人の国別消費額」、各国の難民受け入れ数は「各国の難民受け入れ数と日本の認定率」で図解しています。日本の人口全体の年齢構成は「日本の人口ピラミッド」で確認できます。

よくある質問(FAQ)

楓
楓

在留外国人の数字を読むときに迷いやすい点を5つにまとめました。観光客との違い、言葉の定義、国勢調査との関係、2012年より前の数字、「朝鮮」の表記についてです。

Q1. 在留外国人数に観光客は含まれますか?

含まれません。在留外国人数は中長期在留者と特別永住者の合計で、観光などの短期滞在の人、在留期間が3か月以下の人、「外交」「公用」の在留資格の人は数えていません。旅行などで日本を訪れる訪日外国人の人数とは、別の統計です。

Q2. 日本に移民は何人いるのですか?

出入国在留管理庁の統計に「移民」という区分はありません。この記事は、同庁の在留外国人数(中長期在留者+特別永住者)を使っています。2025年末の在留外国人数は412万5,395人で、在留資格別の内訳は本文の図で示しています。

Q3. 国勢調査の外国人人口と在留外国人数は、どちらが正しいのですか?

どちらも公表された正式な値で、数え方が違います。国勢調査の外国人人口は2025年10月1日現在の384万人で、調査票による全数調査の結果です。在留外国人数は2025年12月末の412万5,395人で、在留カード等の記録から集計した値です。時点も対象も違うので、差を計算して比べることはできません。

Q4. 2012年より前の数字と比べられますか?

そのままでは比べられません。2012年7月9日に外国人登録制度が廃止され、統計の対象が中長期在留者と特別永住者に改められました。1990〜2011年は出入国在留管理庁が現行の定義に近づけて遡った値、1985年以前は外国人登録者数で、本記事の図では線の種類を分けて示しています。

Q5. 国籍・地域の「朝鮮」とは何ですか?

出入国在留管理庁の統計は、在留カード等の国籍・地域の表記に従って集計していて、「朝鮮」は国名ではなく表記上の区分です。同庁の表では韓国と朝鮮を別々に数えていて、2025年末の朝鮮は2万2,201人です。本記事の順位も、この区分のまま示しています。

🔍 この記事のファクトチェックについて

楓
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当サイトはファクトチェックを実施しています。このページのファクトチェックのエビデンスを以下に掲載します。

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この記事のファクトチェックについて
確認日:2026年10月

記事内の主要な数値・事実について、確認の度合いを4段階で示しています。

✅ 一次確認:公式発表・省庁・原典で直接確認 🔍 二次確認:報道など二次情報で確認 📊 筆者試算:一次データを基にした独自計算 ⚠ 要確認:状況により変わるもの
✅ 一次確認

2025年末の在留外国人数412万5,395人・前年末比35万6,418人(9.5%増)・過去最高を更新し初めて400万人を超えたこと・中長期在留者385万8,499人・特別永住者26万6,896人・公表日2026年3月27日

出入国在留管理庁「令和7年末現在における在留外国人数について」 →
✅ 一次確認

2012〜2025年末の総数(第1図)、国籍・地域別の推移(第1表:中国93万428人・ベトナム68万1,100人・韓国40万7,341人ほか)、在留資格別(第3表:永住者94万7,125人・特定技能39万296人ほか)、都道府県別(東京都80万1,438人・19.4%ほか)

同 公表資料(第1図・第1表・第3表・都道府県別) →
✅ 一次確認

2012年7月の外国人登録法の廃止と統計対象(中長期在留者・特別永住者)の変更、2011年末以前は外国人登録者数のうち中長期在留者に該当し得る者と特別永住者を参考として掲載していること

出入国在留管理庁「在留外国人統計」報告書 はじめに →
✅ 一次確認

外国人登録制度の廃止と在留カードによる在留管理制度の開始日(2012年7月9日)

墨田区「外国人住民の登録制度が変わりました」 →
✅ 一次確認

在留資格「特定技能」の制度の開始日(2019年4月1日)と1号・2号の区分

出入国在留管理庁「新たな外国人材の受入れ制度」 →
✅ 一次確認

1955〜2011年の長期推移(1955年64万1,482人・1985年85万612人は外国人登録者数、1990〜2011年は中長期在留資格該当者及び特別永住者の数)

総務省 自治行政局国際室「地域における外国人との共生の現状について」 →
✅ 一次確認

外国人登録者数で2007年末に中国60万6,889人が韓国・朝鮮59万3,489人を上回ったこと

総務省「在留外国人に係る現在の状況、政府の動きについて」 →
✅ 一次確認

令和7年国勢調査の外国人人口384万人(総人口の3.1%)・2020年から109万4千人(39.8%)の増加・公表日2026年9月29日

総務省統計局「令和7年国勢調査 人口等基本集計 結果の要約」 →
✅ 一次確認

国勢調査の調査対象(3か月以上住んでいるか住むことになっている人・外国人を含む・外交使節団や外国軍隊の構成員とその家族を除く)と調査期日(2025年10月1日)

総務省統計局「令和7年国勢調査の概要」 →
📊 筆者試算

2012→2025年の増加209万1,739人(4,125,395−2,033,656)と約2.0倍(4,125,395÷2,033,656=2.03)、前年差(2022年31万4,578人・2023年33万5,779人・2024年35万7,985人・2025年35万6,418人、2020年−4万6,021人・2021年−12万6,481人)

編集部試算・元データ:出入国在留管理庁 第1図 →
📊 筆者試算

国籍別の倍率(ベトナム681,100÷52,367=13.0倍・ネパール12.5倍・インドネシア10.4倍・ミャンマー22.7倍)、2012年末の構成比(中国652,595÷2,033,656=32.1%ほか)、韓国の増減(407,341−489,431=−82,090人)、上位10の合計3,487,474人(84.5%)

編集部試算・元データ:出入国在留管理庁 第1表 →
📊 筆者試算

永住者の割合(947,125÷4,125,395=23.0%・およそ4人に1人)、東京都の割合(801,438÷4,125,395=19.4%・およそ5人に1人)、特定技能の倍率(390,296÷15,663=24.9倍)、上位6都府県の合計2,402,510人(58.2%)

編集部試算・元データ:出入国在留管理庁 第3表・都道府県別 →
📊 筆者試算

国勢調査の外国人人口の割合3.1%をおよそ32人に1人と換算(総人口1億2,297万3千人÷外国人人口384万人=32.0)

編集部試算・元データ:総務省統計局「令和7年国勢調査 結果の概要」 →
⚠ 要確認

出入国在留管理庁の2026年6月末の在留外国人数は、本記事の確認日(2026年10月1日)の時点で公表されていません。公表後に最新の値を追記する場合があります。1955〜2011年の値は総務省の整理資料に基づき、年別の値がない年は図に点を打っていません。

変更の可能性あり。出入国在留管理庁 令和8年のプレスリリース →

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